sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

New York City Marathon Tune up 18mile!

こんにちは。

昨日のNYCでの爆発、皆さんもニュースでご覧になったのではないでしょうか。

我が家は夕方から自宅でピザ等を食べながら(ロングラン前にする行いでは到底ない)ダラダラしていましたので、夫婦ともに無事です。

むしろ、日本の友人から安否を問うLINEで事件を知ったくらいです。

マンハッタン内チェルシーでの事件が大きく報道されていますが、同日お隣のNJでも同様の爆発があり、その現場がまたマラソン大会だったことがさらに気持ちを暗くさせました。

アメリカの緩い時間管理が今回ばかりは幸いして、スタート時刻が遅れたために怪我人は出なかったようですが、犯人はスタート時刻を狙って爆発物を仕掛けたとのこと。。。

翌日の今日、NYRR主催でNYCMの調整ロングラン(NYCM Tune up)が予定されていました。トレーニングとはいえ、セントラルパークを何千人のランナーが走るわけですからね、、、

昨日の今日ですから中止になる?と思っていました。早朝4時にNYRRから注意喚起メールが流れ、予定通りの開催とはなりましたが、なんとも不穏な感じが拭えませんでした。

しかしながらシカゴまであと3週間、最後のロングランです。NYRRがやるというんだから、走るしかありません。

早朝5時に起きて、セントラルパークへ。

みんな、来ているのかしら。。。

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おお、みんなで準備体操してる!!

このtune upと称したトレーニング、はっきり言ってNYRRの年間スケジュールのなかでもかなりエグい。エグさ極まれりという内容なのです。

なにをやるかって?

走るんですよ…セントラルパークを…18マイル…3周ね…。ぐるぐるよ、再び。

一度でもセントラルパークを走ったことがある方ならばお分かりでしょう。

セントラルパークの10kmはただの10kmに非ず。

アップダウンの厳しいセントラルパークを3周、約29km。これはフラット35kmに、イヤ、40kmに匹敵すると思っています。

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まぁ、NYCM自体がアップダウンの激しいレースですから。。。橋、渡りまくりだし。

それにしても昨日あんなことがあったにもかかわらず、皆、7:00のスタートにちゃんと来ていました。

さて、スタートです。

前回8月に走ったぐるぐるマラソンでは6:00〜5:50/kmのイーブンを通しましたから、今回は1周ごとに0:10/km上げていくことに決めていました。

あとコースがコースだから、遅めに入って慎重にいきたいというのもあり。

①6:10〜6:00/km、②6:00〜5:50/km、③5:40/〜

ざっくりこんな感じを目指していました。

1周目は余力を残して無難に走ったものの2周目も中盤になると段々脚がきつくなってきます。

今回は更に 

“1人で気を強く持って走る”

というサブテーマもありましたから、同じとこを誰かの並走なしに走っているのもジワジワとメンタルに来てたと思います。

ひとりはキツイが本番こそひとりですからね…。

日曜日だから誰か走ってないかなぁ…。

それでも周回コースに嫌気がし始めてからというもの、周りをキョロキョロするという落ちつきの無さ。

でも誰もおらず…だって皆もこのtune up走ってるんだもん(笑)

ハーフを過ぎたあたりで、初めて、ラン仲間であるキャプテンMédocを見つけたときは嬉しくて自分から近寄る、手を振る、跳ねる(笑)体力まだまだあるんじゃないのか、私。

更にベルリンへの渡航を今週に控えた美女E子さんを見つけて、またはしゃぐ。

うーむ、孤独って難しいわ(笑)

そして2周も終わりに近づいたころ、背後から声をかけられるのです。

“yamakoさん〜!頑張ってください〜!”

あ、Aくんだ…もう3周目か!?

そうエリートランナーはもう最終ループに入っている。

ラスト1マイルまで走ってきているのに、爽やかに走り去っていく様はまるで風のようでした。。。

ちなみに彼はこの日5000人位走ってる中の9位。

さて2周を走り終え、最終ループはレースペース超で飛ばすのだ、と結構頑張ったんですけどね、、、

なんだか苦しくて苦しくて、ハーフループ毎にあるゲータレードステーションでは歩いてしまいました。

最近の私は本当に根性なし、それにつきると思います。

3周目は5:20/km位出ていましたけど、歩いたらいけないでしょう。

終わった後もそこまで脚が疲労しているわけでもなく、まだまだ追い込めただろうに…という感じでした。

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でもゴールした時は死にそうだったんだよ〜!

“0”の人、NYRRのCEOに労われて、はー、屍だー。

コースがキツイセントラルパークですし、ラップ自体は悪くなかったものの、なんとも不安が残りました。

来週末も20mileやったらオーバーワークでしょうか…。

心配、シカゴが大変心配だ。サブ4したけど、サブ4に挑む日々、再びな感じです。。。

それでは。

☆おまけ

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本日のご褒美♡ドイツビアとソーセージでオクトバーフェストしてきました!

プロヴァンス旅行記⑤光と泉の街、Aix en Provence!

こんにちは。

いよいよ(ようやく?)旅の終着地、Aix en Provence(エクス アン プロヴァンス、以下 エクス)の旅行記⑤です。

サンレミから車を飛ばすこと小一時間、どうやらマルシェの時刻には間にあったようです。

パリでお世話になったWさんから、

とにかくエクスは光と緑が美しいの!!

と絶賛されていたエクス アン プロヴァンス。

マルシェは街の中心、ドゴール広場にて開かれていました。

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こちらが街で1番大きなドゴール広場の噴水。

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鮮やかなプロヴァンスの織物や、

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カラフルなかごバック、

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こちらはキノコの量り売り、

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香辛料、スパイスのお店も!

残念ながら、沢山出店していただろう生鮮食品の店はだいぶ帰ってしまっていました。

仕方ない。プロヴァンスでも最南に位置するエクスの昼間は強い日差しに照らされているのです。食べ物はダメになってしまうことでしょう。

私は手作り石鹸のお店でラベンダーの石鹸をひとつ、あとはキッチンで使うサイズの織物をお土産に買っています。

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広場にはカルーセルも。

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バンドの演奏が行き交う人々をにっこりとさせてくれます。

それにしても、なんと光まばゆい街なのでしょう!

Wさんが、

ホント、何にもしなくてもいいの。ただオープンカフェでroséを飲んでいるだけでうっとりと幸せになれるの。

そう話していただけのことはあります。

そしてエクスは泉の街。

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ミラボー通りの苔生した噴水。

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4頭のイルカの噴水。

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街の至る所に、噴水、噴水、噴水!!

実際、この街の名は、ローマの将軍セクスチウスが湧き水の豊富なこの地を「セクスチウスの水(アクア セクスチアエ)」と呼んだことに由来するとか。

そしてエクスといえば、近代絵画の父セザンヌの故郷であり、彼が死の直前まで絵を描き続けた場所なのです。

ゴッホ以上に浅い知識で大変に申し訳ないのですが(しかも特に思い入れもない)せっかくなので郊外にあるセザンヌのアトリエに行ってきました。

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アトリエでは、フランス語、英語でガイドをしてもらうことができ、そちらは予約制。私たちはエクスの駅前のインフォメーションでチケットを購入しがてら予約をいれてもらっています。ただの見学なら特に予約はいりません。特に英語のは1日1回、しかも夕方の5時しかありませんので。。。

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アトリエ前の中庭に佇む。 

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アトリエには彼が題材にしていた静物がそのままに。

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2面にある窓はどちらも大きく取られていて、光をたっぷりと取り入れるようになっていました。

ガイドさんの解説を聴いていたわけですが、この大きく取られた窓が曲者で…。なんか内部は温室みたいになってきているんですよ…。

ものが傷むのか部屋が傷むのかで、冷房もなし。外は35度近くあったと思われます。

そしてガイドさん…。心底、セザンヌが好きなんだね…。

ひとつひとつのオブジェについて、じっくり説明してくれちゃうので、時間が延々とかかる。

…私、遂には熱中症気味になり、ふらふらと壁沿いにあったスツールに座り込む始末でした…で、解説を全部聞かないで立ち去る…。。。

全く、水が豊かなこの泉の街で、熱中症になったら洒落にならんわね。

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アトリエから街に戻る際に見た眺め。アトリエは高台にあるため、セザンヌが描いたサント・ヴィクトワール山がよく見えていました。

この故郷であるエクスをこよなく愛していたというセザンヌ。

くらくらしていたんですけど、ガイドさんの話で印象的だったのが、

「ここ(エクスのこと)で生まれたなら、もうどうしようもない。他は全然たいしたことはない」

とまで語っていたというセザンヌの言葉。

そんな彼の足跡をエクスにやってきたファンたちが辿れるように、街中には道標となるエンブレムがはめ込まれているんですよ。

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こちらを辿りながら、生家や彼が通っていたというカフェなんかを見つけることが出来ます。

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セザンヌが通ったという、ミラボー通りにあるカフェ ドゥ ギャルソン。

最終日、夫と別れた後にぼけっとお茶をしました。彼はマルセイユからロンドン経由(そもそも仕事でヨーロッパに来ていたので)でNYに帰るのです。

そして私はTGVでシャルルドゴール空港に。

エクスのTGV駅も街から少し離れたところにあり、シャトルバスでTGV駅に向かいます。

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だいたい10〜15分くらい。

このバスの車中から、セザンヌの愛したサント・ヴィクトワール山が綺麗に見えて、

「ここで生まれたならしかたない。ほかは全然たいしたことない」

その言葉を思い出していました。

不可抗力な、抗いがたい魅力。。。

エクスもそうですが、プロヴァンス地方全体にそれはいえるのかも、と。それほど美しいところでした。

さて、これでプロヴァンス旅行記はおしまい。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

海外→海外の気安さで、いつもの如くに出掛けてしまいましたが、やっぱり遠い場所です。日本からならば、二の足を踏んでいたことでしょうね。まずパリに行くのが遠いんだもの。。。

夫の次回の駐在先がヨーロッパならいいのに、と勝手なことを思いながら、またこの地には足を運ぶ予感がしています。

それでは。

 

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プロヴァンス旅行記④あの色彩が烟る場所へ in St Remy de Provence

こんにちは。

すっかり旅行ブログになっている今日この頃。

そもそも、4月に既にサブ4してるわけですし、最近のはin NYでもなければ、何事かに挑む事もなし…。

うーむ。

完全にタイトルから逸脱していますが、あと旅行記は今回を入れてあと2回書きます。

そうしたら残りの2ヶ月となったニューヨークでの日記に戻る予定です。

アルル泊の一夜が明けて、翌日、アルルからほど近い街、St Remy de Provence(サン レミ ド プロヴァンス、以下サンレミ)に向かって出発します。

そう、画家の足跡を辿る旅はまだ続いているのです。

発狂ののち、自身の希望もあって、ゴッホはアルルからこのサンレミの修道院に移ります。

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当時は療養院(精神病院)として使われていた、サン ポール ド モゾール修道院。

実は、この日、「どうしても次の宿泊街のマルシェに行きたい」と熱望しており、スケジュールがかなり押していたんです。。。

プロヴァンス地方では、街ごとにマルシェが開かれており、その開催曜日はまちまち。旅行中でマルシェを見られるのは今日しかない!という状況でして。

マルシェで買う!と決めて、ハーブもマルセイユ石鹸もプロヴァンスの織物もあえて買っていないのよ〜!!

この修道院が開くのが午前9:30からで、マルシェが終わるのが大体13:00くらい。あまり時間の余裕がないのが辛いところ。むしろこの街自体をスキップしようかとも、、、

そんな愚行を犯さなくて本当に良かった…。

結果、私の1番良かった場所が、この修道院と周りに広がる風景だったから。

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来訪者を迎える、ひまわりを抱えたヴァン・ゴッホ。

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花々が植えられた中庭。

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12世紀ロマネスク様式の中庭廻廊。

マンハッタン北端にあるメトロポリタン美術館別館、クロイスターズを彷彿とさせます。あちらの廻廊もフランスから移設されたものだし。

そして修道院の2階にはゴッホが収容されていた病室が再現されています。(彼は約1年間をこちらで過ごしています。)

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狂気と正気の間を彷徨って、それでもその間に150点もの作品を描いたといいますから。。。

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鉄格子の間から。

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彼が見ていただろう風景が。

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修道院裏の麦畑(刈り取り済)に降りてみます。

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修道院の向こうに広がる糸杉や麦畑、アルピール山。ゴッホが見つめた風景が変わらないままに。

私がゴッホを敬遠していた理由が鮮やかすぎる強い色彩だったのだけれど、、本当に糸杉やオリーブの木はあの深いモスグリーンだったし、小麦はあの黄金色でした。

これはこのサンレミの地に来なければ理解できなかったこと。

このサンレミ時代の代表作が『星月夜』(ニューヨーク、MOMA蔵)。

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修道院のすぐ裏手にはローマ時代の廃墟、グラハム遺跡があり、この作品は遺跡からみたサンレミの街と糸杉を描いたもの。

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小一時間で修道院、遺跡、ゴッホがイーゼルを立てて絵を描いていたオリーブの林を歩いてみたけれど、なんとも言えない気持ちになりましたね。

アルルと同じ、作品の舞台なんだけれど、アルルは南欧の陽気な雰囲気の香る街でそこにゴッホが暮らしたというのに対して、サンレミはただ修道院と風景があるだけ。。。

マルシェなんてどうでもよかったから、半日くらい、風景のなかにただ居たら良かった、と今更に思います。

あの粗末なベッドだけがある部屋で、鉄格子の向こうをどんな気持ちで見ていたんでしょうね。。。

ゴッホのその後はというと、、、

サンレミからパリに戻り、郊外の街に移り住むものの、その3ヶ月後に亡くなります。

ピストルを自身に向けて、享年37歳。

自画像の感じが物凄いおじさんで、早逝したイメージではなかったんですけど、今の私と同じ様な歳だったんですね。。。

サンレミの街を後にして、旅の最終目的地に向かう途中、枯れてからからになった無数のひまわりの畑を通り、それもまたこの旅で心に残った風景でした。

…なんだかしんみり。

『ゴッホの手紙』読み返そう。

ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)

ゴッホの手紙 下 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-3)

 
 

それでは。

☆追記 

あ、サンルミはあのノストラダムスの生まれた街でもあります!

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プロヴァンス旅行記③ローマ遺跡と画家が夢見たユートピアの面影を巡る in Arles!

こんにちは。

久しぶりの病院受診で体重を測定され、目が点になったyamakoです…。

勿論増えていましてね、はい。これが走り込み期のランナーの体重なのか…真剣にやばいです、はい。

昨日は焼け石に水だと思いながらも、セントラルパークを私的ハイペースで夕ランしてきました…ホントに焼け石に水…。

それにしても日が落ちるのが早くなり、夕焼け色がより赤く綺麗になってきましたね。

さて、今日はプロヴァンス旅行記③です。

ポン デュ ガールをあとに、次の目的地にまた車を走らせます。(夫がね)

この日に宿を取っている目的地はArles(アルル)。だいたい1時間ちょいのドライブでしょうか。

プロヴァンス全体は、大体関東平野程度の広さなので、レンタカーで回るのも割と苦にならないと思います。

アルルはもうスペインに限りなく近く、フランスよりもスペインの文化の影響が色濃く、なによりローマ帝国の遺跡が街中の至る所に残されており、街全体が世界遺産として登録されているのです。(1981年登録)

駅からほど近いラマルティーヌ広場奥のカヴァルリ門から街に入ります。

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真っ直ぐに進んでいくと見えてくるのが、、、

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ローマ時代に2万もの観客を集めたという、円形闘技場!

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このフランス最大の円形闘技場では、在りし日、血生臭い闘牛が行われていたわけですが、現在も春と秋には闘牛フェスティバルが催され街の風物詩となっているとか。

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ちょうど私達が訪れた週の終わりにフェスティバルだったようで、こんなポスターが飾られていました。

スター牛…??

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巨大な闘技場は上階部まで上がれば、強い風が吹いていて体ごと煽られる。

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そしてなにより圧巻だったのが、ローヌ川に向かい(門から歩いてきた方向)広がるアルルの街並み!!

素晴らしい眺望でした。

♪〜 まちーなみー見下ろーすのさ〜♪1番高い場所で〜♪

知っている人いるんだろうか…ハウス名作劇場中の名作『ロミオの青い空』のOPテーマ曲です。

www.youtube.com

注意)ロミオはイタリア、ミラノです。。。

思わず唄い出す私。そうこれがアルルで1番高い場所なのです。

それにしても夕方5時にもなろうというのに、変わらずに地上を焼きつけるような強い日差し。

そう、この強い光がこのアルルの街を、街のそばを流れるローヌ川をより魅力的な姿にしている正体。

そしてこの色彩を求めてやってきたのが、あの炎の画家、ゴッホなのです。

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ゴッホもこちらの円形闘技場での闘牛を描いています。

『アルル闘技場』(ロシア、エルミタージュ美術館蔵)

今回、私がプロヴァンスに足を運んだ大きな目的の一つが彼が南仏の地でみた風景を辿るというもの。

覚えている方もいるかと思いますが、今年の4月、ロッテルダムマラソンに出掛けた際、アムステルダムにも立ち寄りゴッホ美術館に行ったんですよね。

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そこで『アルルの家』という1枚を見て、ぼんやりと南仏に行こう、アルルに行こう、と思ったんです。

特にゴッホファンでもないんだけども(笑)

オランダ生まれ、パリの灰色の世界に絶望していた彼はこのアルルの地に画家たちと小さな共同社会を建設することを夢見ていて、つまりはユートピアを掴みたかった。

しかしながら、結果はみなさんよく知るように、唯一賛同してくれたゴーギャンとも上手くいかず、発狂の末、自身の左耳を切り落とすという、最悪のもの。

それでも2年のアルルの暮らしでは300点近い作品を残しています。

中でも1番有名なのが、こちらを舞台にした1枚でしょうか。

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『夜のカフェテラス』(オランダ、クレラーミュラー美術館蔵)の舞台となったフォーロム広場にあるファン ゴッホ カフェ。

ただし、まだ“夜の”ではないから、街をひとまわりしてディナーをしてからもう一度行くことにしよう、とディナータイムまで暫しの散策を。

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アルルはローヌ川のほとりに広がる小さな街。

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その河川敷ほど近くには、コンスタンティヌス共同浴場の遺跡。これがリアルテルマエロマエだわ。

かつての高級社交場だったこの場所は今はのらねこちゃんたちに占拠されている模様でした。

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夏公園。こちらでも『公園の入り口』(ワシントンDC、フィリップコレクション蔵)を描いています。

そして公園内のゴッホの像。

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左耳が無い。。。

アルルの街はこじんまりとしていて、半日もあれば十分な大きさでした。

ただ、この日、困ったのは夕ご飯。

こんな世界遺産の街、観光の街にもか変わらずに、日月曜日休みのレストランがなんと多いことか。ちゃんとお休み取るんですよね。。。

完全になめてました、ハイシーズンじゃあるまいし、どこでも入れるでしょうよ、と。

辛うじて空いていたお店に予約なしで入るも、一杯だと断わられる…。

アルルはだいぶ海にも近いので、名物の魚介のスープが美味しいというレストランに行きたかったナ〜。

結局なんとか入れたレストランで魚介のスープもいただき、そちらが普通に美味しいものだったので、ますます悔いが残りました…。

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※いただいた魚介のスープ。お魚の骨までミキシングしてあり旨味たっぷり。チーズとアリオリソース(マヨネーズみたいな)添え。

さてと、夕食後に改めて。。。

『夜のカフェテラス』。

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強烈な昼間の太陽が沈んで、カフェの黄色い壁が光のごとく浮かび上がっていました。

そして最後に。

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私をこのアルルの街に引き寄せた『アルルの家』(オランダ、ゴッホ美術館)。舞台となったのは、街歩きの始点となったラマルティーヌ広場にあった彼の暮らした家。

この1枚にこの地まで連れてこられたといっても過言ではないのに、今は何もなく。。。

1944年、戦時下の爆撃で破壊されてしまったとのこと。

それにしても凄いですね、百数十年後の人間を彼の地まで連れてきてしまう1枚。

続きます。

それでは。

 


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プロヴァンス旅行記②世界遺産、ローマ帝国の巨大水道橋Pont du Gard!

こんにちは。

旅行から帰ってNYはもうすっかり秋だよね、、、と思いきや、この週末は暑くて土曜も日曜も汗だくのヘトヘトランでした。

もう10kmで疲れちゃった…。

シカゴ4週前のこの有様、終盤の巻き返しはあるでしょうか、はてさて。。。

さて、今日はプロヴァンス旅行記②です。

この旅で夫が最も行きたいと熱望していた場所、それが世界遺産のPont du Gard(ポン デュ ガール)。

ローマ帝国がこの地に築いた巨大な水道橋です。

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駐車してからも10分程度歩く必要があり、この日も容赦なく照りつける太陽が肌を焦がす。あちー。

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橋のてっぺんは時間制のツアーになっており、また別にガイド料を徴収されます。

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私達は前夜に泊まったB&Bで散々飲み散らかし、出遅れたため11時の回。太陽がmax上がってくる時間に、愚かだとしか思えません。

いつもの如く、ここまでローカルな地にやってきたら、

日本人なんていないだろう、日本語なら何を言っても大丈夫、

と、しょうもないことをべらべら喋っているのですが、研究者風の明らかにちゃんとした男性3人組(たぶん日本人)が目に入り、唐突に黙る私…。こんなとこまでいるのか、、、。

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太陽照りつける橋のてっぺんでガイドさんの解説を受けます。

彼女はフランス語と英語でそれぞれ解説してくれます。つまりは英語しか分からない私達は2回同じ解説を聴くのです。(フランス語が先、フランス人はさっさと1度目で帰る)

この太陽に近い場所で!!

こりゃ、イカロスの羽も溶けるわっというぎらぎらの日差し!!(イカロスはギリシャですが)

このポン デュ ガール、1世紀中期頃にローマ帝国により建築されたもの。

この現在のフランス国土にまで、ローマ帝国の勢力が及んでいたことにも驚きですが、1世紀って、日本はまだ弥生時代あたり。

近郊の町、ニームに水を運ぶ目的で建築されたこの橋は、1kmに僅か24cmの微妙な勾配をつける設計になっているとか。凄い技術ですよ。

ガイドさんによると、この建築やその後のメンテナンスには奴隷が使役されており、綺麗好きで噴水なんかも大好きなローマ市民の陰で多数が犠牲になっていた模様。…やっぱりね。。。

橋が架かるガルトン川は澄んだ美しい川で、周りの緑や水との調和も完璧なのが素晴らしいの一言でした。

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※澄んだ美しい川。みんな、橋の見学の後は川辺で遊んでいました。

しっかし暑い、暑すぎる。

橋を降りてすかさず休憩です。

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ポンデュガールを臨む木陰テラスで。

これねー、喉カラカラだったから美味しいは美味しかったんですけど、夫が何を思ったのか、フランスなのにハイネケンでしかもpittiサイズってさ。プチってちょっと…。

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退いた位置からの写真がこちら。デザインも素晴らしいと思う。

あとは天気も良かった(良すぎた)から余計に映えていたわ。

夫の希望で立ち寄ることになったんですけど、思っていた以上の迫力と美しさで、やってきた甲斐がありました。さすがの世界遺産ですね。

さて、旅はまだまだ続きます。ここからは炎の画家の足跡を辿ります。

それでは。

☆おまけ

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泊まったB&B近くのビストロ、フランス語しか話せないアランという、おじさんが1人でやっているお店でしたが、この10€くらいのチープなroséが美味しかった〜。roséは何だか高いボトルを探す方が難しいくらい、大体が10€以下という安さ!

プロヴァンス旅行記①天空の城、Gorde/Fontaine de Vaucluse!

こんにちは。

今回からプロヴァンス旅行記を書いていこうと思います。

…はじめに断わっておきますが、この旅行中、本当に走らなかったです…やっぱ、夫がいるとダメだね←人のせいにする(笑)

TGVアヴィニョン駅に降り立ち、夫とはこちらで落ち合う予定です。

彼はロンドンからマルセイユ空港に飛び、レンタカーで私を拾いにくる手筈なのです。

はたしてロンドンからのるEasy Jetとかいう怪しいLCCは大丈夫なのか…

不安が若干過ぎりますが、まあ気長に待ちましょう。

2003年に出来たモダンなTGV駅にあったエリックカイザー(日本だとメゾンカイザー)で“1664”をいただきながら、彼を待ちます。

私の到着から送れること30分、夫と無事に合流出来ました。

さ、ここからレンタカーでプロヴァンスを巡るのです。

最初の目的地はGorde(ゴルド)。プロヴァンスで最も美しい村のひとつで天空の城ラピュタのモデルとなった場所。

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この晩はゴルドのオーベルジュに宿をとっていたので、まずはそちらにチェックイン。

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石造りの建物に南仏の植物たちが彩りを加える可愛い宿です。

家族でやっている10室程度の小さなオーベルジュは料理自慢とのこと。

うちは夫がお酒が本当に弱いんですけど、ちょびっとくらいはワインなど楽しめるように、初日は宿とレストランが一体となったところを選んでみました。…潰れても安心、部屋はすぐそこだから!(私の本気に当てられてもね)

宿での夕飯はプール横のテラスでいただきます。

アミューズ、前菜、メイン、デザートのコース。

ほうほう~、ここにきてから、ロゼはもうどこで飲んでも美味しいわね。

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よく分からない写真だけど、私のメインはステーキに、茄子に魚の身を詰めて焼いたもの。夫はコッコーバン(coq au vin)。

驚くほど美味しいわけではないけれど、丁寧にきちんと作られているお料理は旅の疲れを溶かしてくれるもの。

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宿のお父さんに勧めてもらった南仏ミネルヴァワのワインも良かった!

このオーベルジュに泊まったのは正解でしたね。

ちょっとだけ言わせていただくと…季節がら蚊が大量に発生して凄く刺されました…。途中、我慢できなくて宿の娘さん(パリ帰りの美人)に虫除けスプレーをお借りしました。

そしたらね、周りの人、皆、次々にスプレーしに席を外す(笑)…皆、かゆかったんだね…

初秋のプロヴァンスに行く方、虫除けスプレーとムヒ必帯です。

さて、一夜明けて、熟睡ののち気持ちの良い朝です。

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昨日と同じテラスで朝ごはんをいただき出発です。

ゴルドのお城を目指して車を走らせること数分、絶好のview pointでゴルドの全景が現れたっ!

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おおっ、おおっ〜!!すっばらしい!!

このスポット、5分だけ駐車が出来るんですが、皆、世界中から来ているから英語やフランス語はもちろん、何語か分からない言葉も聴こえるんだけど、皆一様に感嘆の叫びです。

さ、お城に向かいますよ。私達は城の下の駐車場(4€)に停めてテクテク歩いていきます。

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途中、先ほどのview pointが見えました。

あー、あの辺りのホテルに泊まったら絶景だったでしょうねえ。

 

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こちらがお城のある中心広場。

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小路。

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城下を見下ろして。

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全てが石を積み上げて出来た(ボリーというらしい)街。

15分くらいで散策出来る規模で、今やカフェやお土産物屋さんが並びますが、本当に可愛いところ、そして見下ろす景色も絶景。

散策していい感じに喉が渇いたので、、、

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街中のテラスで朝ビール♡

これですよ、旅の醍醐味(笑)

夢の天空の城ゴルドを後にして、次はそちらからあまり遠くない、Fontaine de Vaucluse(フォンテーヌ ド ヴォークリューズ)、ヴォークリューズの泉へ。

本来、ゴルドといったらラベンダー畑で有名なセンナク修道院でしょうが、残念、もう枯れちゃっていますからね…ああ、本当は7月に来たかった…。

村の中心広場からテクテク15分くらいかけて水が湧き出ている洞窟を目指します。

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しっかし暑い…。南仏の昼間は灼熱です。。。チリチリと肌を焼く太陽…私、さらに日焼けするのか…。

水場は涼しかろうとやってきたのは、完全に見当違いでしたよね。

しかし水の透明度は素晴らしい。

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鴨たちも嬉しそうだ。 

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この水、奇跡の透明度!そして水辺は凉しく、水はとっても冷たかったです。

夫に、

洞窟まで歩いたらビールかワイン飲んでいい?

などとランナーにあるまじき言葉(え、yamakoさん、健脚自慢でしょ!?と言われながら)を発しながら、洞窟まで歩いたものの、結局夏場ということでその辺りは水が枯れていた…というね。。。水量のピークは春と秋みたいです。

で、ご褒美のrosé♡

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この水辺のテラスは凉しくて最高、roséも一杯300円みたいな値段のわりに美味でした。(歩いたからね)

さあ、いよいよ調子が出てきましたよ(笑)次の目的地は世界遺産のあそこです!

それでは。

美味しいものたち☆yamako、パリで舌鼓の巻。

こんにちは。

昨夜、フランスからNYに帰ってきました。

今回は直前にチケットを取ったので、当然お高いエールフランスには乗れず、XL airwayというLCC。

もちろんお酒も有料でした…。ああっ。

その分、パリでは美味しいものを食べてやるっ!と当然意気込んでいたのです。

今回行ったレストランは9/1にオープンしたばかりのこちら。

☆L'ARCHESTE

archeste

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長年パリのHIRAMATSUで腕を振るっていた伊藤シェフのお店。

私のラン仲間でフランス駐在歴2度を誇る美食家ムッシュからの紹介です。

パリにも行く、と告げたところ、

それはそれは!パリにも行くべきレストランがありますぞ。

とな。

これは否応無しに期待が高まってしまうというもの。

フランスで美味しいものを食べたいと思ったら、語学力(特にフランス語が出来たら望ましい、フランス人は英語が下手と思うね…)重要なのだけれど、今回はパリ在住歴の長い友人と一緒なのです。

もはやyamako、大船に乗っております、どーんとな(笑)

いや、大事ですよ、リラックスはね。。。

まずはアミューズ。

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右手の紫インゲンをフリットにして、バスク産のアンチョビと一緒に。

これ、インゲンがホクホク♡♡

続いて前菜。

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トマトとビーツを使ったカプレーゼに上のムースはガスパチョです。

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おーいーしーいー♡♡♡

そしてこのグラスで頼んだ白がやたら美味で、ケチって安い方を頼んだことを後悔。。。

バターもノルマンディから取り寄せているそう。

このバター、ムッシュの御宅からお裾分けしていただいたことがあり、自作のヘナチョコ料理に使用した前科が。それでやたら美味しい鶏のグリルが出来たんですよ。。。

続いてフォアグアのリゾット。

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非の打ち所がないフォアグア♡

上には香ばしくしたトウモロコシのヒゲがトッピング。

この辺りから赤ワインをお願いして…。で、出てきたのがこちら。

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ボーヌの日本人ネゴシアン、仲田氏の“天地人”!

実はyamako、5年前にそちらを訪れたことがあり、仲田氏の人柄含めたファンなのです。

このことはソムリエは当然知りません。テンションもそりゃ上がりますよ。

更にコースは進んでお魚。

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ヒメジにバスク地方のベーコンを合わせて。ソースはセロリを使ったもの。

お魚にギリギリで火を入れているのがすごい技術。真似は絶対に不可能ですね。。。

最後にお肉はリードヴォー。子牛の胸腺ですね。

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柔らかくて美味でした。ソースには甲殻類も使っているといっていたかな、、、すばらしかったです。

はー、今思い出しても本当に美味しかった〜!もっかい食べたい(笑)

私達はお昼にお邪魔して5品のコースをいただきましたが、お肉なし4品の軽いコースもあります。

コースね、、、はっきり言って安い。安すぎると思います。ワインも然り。

来年、Médoc Marathonを走って、またお店にお邪魔しますね!

とシェフに伝えましたが、直ぐに人気出ちゃうんだろうな…この値段とクオリティだもの。

さて、お店を出て、ベタにパリ観光。

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ベストポジションからのエッフェル塔です。

お店から歩いて行けますから、食後の腹ごなしにもよいですね。

あとは他に何をしたいか聞いてくれたので、、、

ビールも飲みたい♡

(もはやWさん、失笑ですよ。でも決してバカにしたりしない素敵な酒飲みです)

とカフェでhappy hour beerを。

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フランスビールの代表格、クローネンブルグ社の“1664”。

1664年は同社がビールの醸造をスタートした年で名前はそちらにちなみます。

日本のビールとよく似たpilsnerで、この旅の間、私はこればかりを愛飲していました。

夜はWさんのお仲間のセーヌ川ほとりでのピクニックに混ぜていただき、夕涼み。

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翌朝はパリを発つ前に、朝一番でルーブル美術館に朝食を食べに行きました。

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ピラミッド(美術館入り口)を臨む席で“ルーブルの朝食”を。

…今回、パリでは絵の1枚も鑑賞せずに飲み食いばかり(笑)

お世話になったWさん、本当にありがとうございました!

一緒に食べたり飲んだり、きゃいきゃい過ごしてとっても楽しかったです♡

さて、彼女と別れ、yamakoはリヨン駅からTGVに。

…そして約3時間後…

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旅の目的地、南仏はプロヴァンスに降り立ちました!!

アヴィニョンはプロヴァンス地方の中心都市です。

さ、次回から南仏の旅が始まります。

それでは。