LongIslandCity Jog【autumn morning】Goodbye, NY!!
こんにちは 。
遂にこの日が来てしまいました。
NY最後の朝は、4年半住んだLICをジョグ。NYとひとりだけのお別れです。
午前7時、日の出とともに走り始める。朝日に煌めくエンパイアとクライスラー。
ちょびっとイーストリバー南方を臨んで、
北上していきます。
LICの高層マンション群。
次の春にはQueens図書館も完成します
夏の休日には住人たちが日光浴しながら寝そべるベンチ。
私はよく夕涼みに出ていたなぁ。
4年半暮らしたアパート。住民もスタッフも優しい人ばかりで本当に心地よい住まいでした。
今はただそれだけが残るペプシコーラのサイン。
今はアップステイトに移転していますが、かの昔に工場があった名残。ニューヨーク市歴史的建造物です。
Queensboro Bridgeにも別れを告げて、リバーサイドから離れます。
アドレスのあったCenter Blvd。
Rockaway Brewery。遂に日本に帰るって、オーナーに言えずじまいだったなぁ。。。
Vernon Blvdから、最後に一瞥。
Pluski Bridgeを渡ってホテルへ。
橋の上から。QueensMidtown Tunnel。
橋上からもう一度、マンハッタンビュー。
Goodbye, NewYork!
帰国3日前からはアパートを引き払って、ホテル暮らしでした。最後くらいマンハッタンのラグジュアリーホテルにでも泊まればよいのに、私はこのLICから離れたくなくて、QueensとBrooklynをつなぐPluski Bridgeたもとに建つThe Box House Hotelに泊まっていました。
ラストランはセントラルパークかLICか激しく悩みました。結局、フライトの都合もあり、LICになりましたけどね。
今、JALの機内でこれを書いています。
奇しくもJALは今年でニューヨーク便就航50周年だとかで、“We love New York”とニューヨークソング特集をしていたり…泣ける…。
JALよ、いい仕事するじゃないか。
ブログの更新がなかったことからもお察しかと思いますが、このラスト2週間は忙殺されていました。
そして忙しさ以上に、沢山の別れですね。会う人会う人にさよならを告げなければならない切なさ。ラン仲間の開いてくれた送別会ではいい歳して泣いてしまいました。
この街を去る以上に、この素晴らしい友人たちの側を離れるのが辛い。
人ばかりではなく…、大好きだったニューヨークの街、アパート、彼方此方に出掛けた愛車、なによりも愛するセントラルパーク!
その度、辛くて辛くて涙ぐんでいました。
メンタルが極限状態だったからなのか、帰国3日前からは、脳が興奮状態で殆ど眠れていません。
一方で、JFKから飛び立つ時には号泣か、と思っていましたが、もう全てやり切った感もあり、
うん、帰る…。もう日本に帰ろう。
不思議と気持ちがストンとおさまっていました。もうここに私の居場所はないのです。
NYCM以降の日々については、書き溜めているものも多少あり、帰国ののち、徐々に更新していこうと思いますので、少々お待ちくださいね。
軽い気持ちで始めたこのブログも約2年になりました。ニューヨーク生活後半を綴ってきて、たまに読み返すと楽しかった毎日が蘇ってきます。
誰かがいつかニューヨークで走る時にちょっとしたお役に立てたらいいかな、と始めたこのブログ、続けた結果、まさか2年後の自分にとってこれほどの宝になるとは。
長い間、お読みくださった皆様に、改めて御礼申し上げます。
そして…、Goodbye、NY!!
2016.11.19 ニューヨーク在住へなちょこランナー、yamako
NYC Marathon Eve Dinner☆ yamako、チキン係になるの巻。
今晩は。
いよいよ明日ですね〜、NYCM!!
昨日も今日もマラソンのためにNYにやってきた友人と会ったり、慌ただしく過ごしていました。
そして、前日のセントラルパーク。
ラスト400m地点。ここからまさかの登り坂!!
そしてこんなフラッグも。
昨年、お亡くなりになったゴーマン美智子さん。
彼女はNYCMで2回、ボストンマラソンで2回優勝し、そのうちの1年はボストンとニューヨークの両方で優勝した(今までにたったの2人しか成し遂げたことのない偉業!)という伝説のランナーです。
アメリカの方と結婚されてアメリカに帰化されていますが、日本で育った人物です。
ニューヨークで優勝した時は40代だったというから驚きですよね。
26mile地点。
立ち並ぶ万国旗のなかから、、、
ジャパーン!!
ラスト200m。
そして栄光の、、、
FINISHライン!!
ゴール側からパチリ。
今日は何をしにセントラルパークにやってきたかといえば、まあ、ゴールの疑似体験をしたかったのもあるのですが、またまたボランティアにやってきたのです。
午後3時の集合時間にはほぼスタンバイがされていました。
Marathon Eve Dinnerです!イェーイ!
マラソンパビリオン前、ターヴァン・オン・ザ・グリーンを会場に開催される、いわゆるパスタパーティーですね。
これから数千人のハングリーランナーたちにディナーを振舞うのです。あ、有料ね。
※チケットは確か30ドルでEXPOのチケットデスクで事前購入。
過去、私はこのeve dinnerに行ったことはありません。地元だから、自宅で食べ慣れた和食でカーボローディングが常でしたし。
だからちょっと興味があったのと、この給食のおばちゃん的ボランティア、喰い意地の張った私にぴったりだと思いまして(笑)
こちらがメニューです。
サラダに、パスタがラザーニャとペンネの2種、メインはグリルチキン!
その他、スナックやりんご(ニューヨーク産)パンなども。
今日のyamakoはチキン係。
もーう、愛を込めて、込めまくりで、サーブしますよ!!
一応、サーブはボランティアが、その統括をターヴァン・オン・ザ・グリーンのウェーターたちが担当します。お料理もこちらのレストランから供されるのです。
こちらがメインシェフ。(かと思われる)
イケメン揃いのウェーター陣。
何度も経営者が変わったとはいえ、一時はニューヨークで1番、一晩にお金が落ちるといわれた有名店。
みんな、見た目が良過ぎです。。。
そしてサービスのプロ!その身のこなし、その気の利きっぷり、半端なし。さすが!!
ボランティアも盛り上げていきますよ〜!
皆、ノリが良い。
ちなみに夕方のabcのニュースにボランティアに勤しむyamakoが映ったとか。
さらにはNYCMの公式FBにも私の写真が載りました!
こちら。
イェーイ!チキン係です!!
本当は、ひとり当たり3、4ピースね。と言われていたんですけど、腹ペコさんたちを前にケチケチしてられっか!(笑)
隣に立つイケメンに怒られたらどうしよう…と思いながらも、山盛りサーブしてました。
ペンネ担当のイタリア人もしかり。1スクープ半、と言われていたを完全に無視。サラダ係も無視。ラザーニャ係も無視(笑)
皆、明日は42.195kmを走って、セントラルパークまで戻ってこなければならないのです。
ターヴァン・オン・ザ・グリーンにあるチキン、全部焼いて持って来な(笑)
途中の休憩では、私達ボランティアもご相伴にあずかることができました。
正直、アメリカのパスタパーティーなんて…とバカしていたのを謝ります。ペンネのクリームチーズソースなんて大したものでした。
そして、、、
ランナーにも供される公式BEER♡
これ、薄いんだけど、まあ、タダだから(笑)
私達は初めは水くらいを飲みながら、ボランティアをしていたんですけど、終盤からは、皆、乾杯〜!とか言ってビールを飲みつつ働いてました。ちなみにお咎めなしです(笑)
お料理もなかなかでしたし、なにより食事はパビリオンでも食べられますが、ターヴァン・オン・ザ・グリーンの店内やテラスでもいただけるんですよ。
シルクハットのドアマンがお出迎え。
素敵なバーカウンター。
煌めくガーデンシート。
普通30ドルなどではとても入れない高級店なのでお得と思います。
なにより明日のゴールのすぐ横なんです!
はー、連続5時間はなかなか疲れましたが、楽しかったですね。
ボランティアもNYRRスタッフもターヴァン・オン・ザ・グリーンのプロフェッショナルも、明日を控えたランナーたちの為に一丸となり働く、、、そのうねりのなかに身を置けて、今日は本当に良かった。
さあ、いよいよ明日ですね。
大使館からマラソンと大統領選挙というビックイベントを控え、テロの可能性をアラートされていますが、どうか何事も起きませんように。
私、明日は、皆の応援団長です!
それでは。
TCS NYCM Health and Wellness Expo☆yamako、ボランティアをするの巻。
こんにちは。
今日は朝からNYCMのEXPOでボランティアをしてきましたよ〜!
いよいよ、ランナーの祭典の始まりです!!
ボランティアは初日のシフト1に登録していて、朝の9:00集合。
…が、メトロの⑦がいつものごとく遅れていきなり10分遅刻しました…。すみません。。。
ああっ、日本人の信用が…。
まだ開場前のEXPO。人が入っていないから、ますます巨大さが引き立っていますね。
慌てて、ボランティアチェックインに急ぎます。
6万人弱が走り、その家族や友人も訪れるEXPO、たぶん世界最大のものでしょう。
だからそのボランティアも半端ない人数が動員されているのです。
ボランティア専用のラウンジがあり、私達はまずはそちらに向かいます。
ボランティアシャツに着替えて、私は一応日本語の通訳ということで日の丸シールもオン。
私のレベルで分かる英語くらいは、日本からいらっしゃった方々とて、理解されるのでしょうが、一応、3度のNYCM経験者ですからね。なんでも聞いて下さ〜い!!
ボランティア用に用意された朝ごはん。
シリアルバー、りんご、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターなど。
これらすべては取り放題の食べ放題!
シフトは9:00〜14:00迄とかなりの長丁場ですから、途中、こちらのラウンジで休憩をとるのです。
そして簡単なオリエンテーションがあります。
青いジャケットを着ているのが、バーバラというボランティアリーダー。ちなみに彼女、NYRRのスタッフではなくてボランティア、無償の人です。この辺りがアメリカっぽいですね。
そして、喋りが本当に上手い。ポイントを押さえた説明も滑らかならば、ちょいちょいジョークも交えて、そこら辺の政治家よりよっぽど弁がたつ。
本当にアメリカ人ってプレゼン慣れしているというか、一般人でもかなり喋れるんですよ。日本ならば、研修講師出来てお金を取れるレベル!
今回のEXPO、私のタスクはランナーにbibを配布すること。
また彼女が良い事言うんだわ。
私はこの仕事が大好き。ランナーはbibをもらう時、顔が輝くの。その瞬間は本当にスペシャルでエキサイティング!
今日、仕事を終えた後、貴方たち、マラソンを走ったみたいに満たされた気持ちになるわよ!
とな。
そうだよ〜、無理やり走らされる義務教育のマラソン大会ではない。全世界のランナー憧れのNYCMですから。
私なんか、初年度、bibを貰って、感激のあまり泣きそうになりましたから。
そんなこんなで開場時間間近の会場入りです。
初日、平日の午前にも関わらず、既に長蛇の列が出来ていました。
みんな、EXPOは木金土の3日間やっているんだよ?!はやり過ぎではないのかい??
本来はbibの配布の係だった私ですが、人数が足りないとの事で、急遽、参加Tシャツを配るセクションを担当する事になりました。
たまたまEXPOに来ていたラン友に撮ってもらった1枚。
私は隣のメガネ男子(イケメン)とラテン系男子(こちらもイケメン)に挟まれて、3人一組で女性のSサイズの担当です。役得だな(笑)
ただシャツを渡せばいいのか、と思いきや、合わせてランナーズグッズの入ったバックを渡さねばなりません。
このバック、事前の選択により、ポンチョをもらうバージョンとバゲージを預けるバージョンの2パターンがあり、意外にややこしい。。。
さらに今年からシャツの在庫、捌け具合を管理する目的なのか、パソコンで名前とナンバーを照会し、さらにサイズを入力するという一手間が課されておりました。
私はネイティヴスピーカーではないので、喋りが多く課されるPC係は、両イケメンにお任せし、バックとシャツの補充、手渡し係を担当することになりました。
まあ、初日の午前中、しかも平日に混雑はしないだろう…
そう考えて、初日のシフト1に申し込んだんですけどね。。。
…イヤ、完全に甘かった…。
初日からランナーたちが大挙して押し寄せ、しかも女性のSって1番需要のあるサイズ!!
※NYCMのシャツって、毎年毎年、小さめのタイトめ。私はXSですが、結構ぴったりです。
もうてんてこ舞いで、イケメンのサポートに徹します。水飲む暇すらない。。。
右に左に、前に後ろにフットワークよくっ。日本の体育で培った反復横跳びの加速をみよっっ。
私は英語は全く戦力外だったと思いますが、かなり動きは良かったと思いますね。(自画自賛)私が休憩にはいったら、イケメンたち、てんてこ舞いになってましたから(笑)
そして、写真のラン友をはじめ、何人かのラン仲間、日本からの友人にも会う事が出来て、それもまた楽しかったです。
知らない方ですが、私の日本語ガイドが役つこともあってよかった。
そして、来る人来る人、良い顔をしていました。
心からの、
Have a great race !
Good Luck,Sunday!
Enjoy!!
ランナーの皆さんへ。
はー、今日はいったい何枚のシャツを配ったのか。
疲れはありましたが、心地よい疲れです。今日のビールはもーう最高でした!!
それでは。
☆おまけ
会場に飾られた1枚。ニューヨークのレジェンドランナーMさん。
昨年が30回め、今年は31回めのニューヨークシティマラソンだそう!かっこいい!!
マラソンウィーク☆GET YOUR NEWYORK ON!
こんにちは。
マラソンウィーク真っ只中です。私は走らないくせに、やっぱりそわそわ、なんだか落ち着きません。
仕方ないですよね、ランナー最大のお祭りが始まるんだもの。。。
そしてNYCの街は至る所に、NYCMが!
メトロも、、、
街中も、、、
出ました!マラソンルートのフラッグ!
これ、つける作業しているところに出くわしたことがないのですが、いつ作業しているんだろうか。。。夜とか早朝か??
今年のコピーは、
“GET YOUR NEWYORK ON!”
そして我がクィーンズでは、
GET YOUR QUEENS ON!
さらにマンハッタンへ向かう最大の壁、Queensboro Bridge手前では、
GET YOUR MANHATTAN ON!
写真は男女ともに昨年優勝の選手。
たぶん、スタテンとブルックリン、ブロンクスバージョンもあると思われます。
なんだか街中が、NYCMの始まりを今か今かと待ち構えているようですね。私がランナーだから余計に目につくんでしょうけど。
ちなみに明日はいよいよEXPOがオープンします。
私は朝からbib配布のボランティアです。
ニューヨークの街には本当にお世話になったから、ささやかな恩返しです。
それでは。
☆おまけ
近所のbreweryにて夕ラン後のビア♡
自分は走らないからのんきなもんだ(笑)
Poland Spring Marathon Kick Off 5mile!
こんにちは。
今日は、Poland Spring Marathon Kick Off を走ってきました。
NYRR主催、セントラルパークの5mileレースです。
ニューヨークにやってきて以来、たくさんのレースを走りましたが、これがたぶんラストレース。
只今、紅葉が最高潮に美しいセントラルパークで、感慨深さのあまりポエムのひとつでも読みたくなる、センチメンタルなわたくし。。。
今日のコースです。
セントラルパークの大ループ、North Hillを抜いた5mile、約8kmです。
はー、5mile…。
申し込んだ時は5kmと勘違いしていたんですよね。。。5kmと8kmじゃ、だいぶ違うわ。。。
着々と来週のNYCMのための設営が進んでいるセントラルパーク。
今日の冠スポンサーは、Poland Springというミネラルウォーターブランド。…ということはゲータレードは出ないのか。水の会社だからなー。
ガス入りウォーターを配っていたスポンサーブース。
開始前に寛ぐランナーたち。今日は朝から18度くらいあって、待ち時間も寒くなく快適でした。
スポンサーブースで耳当てを配っていましたが、この暑さですから、売れ行きはお察し、大量に余っていたと思われる。。。
わたしはコーラルFからのスタートでした。うーむ、ついに最後の最後まで、速いコーラルにはなりませんでしたね。。。特に今年はスピード練習を全くしていなかったたからなー。
最後、少なくとも当面はセントラルパークのレースは走れないと思うと、名残惜しくて、
今日はいろいろ噛み締めて走ろう。
と思うyamakoなのでした。
いつになく真面目に国歌斉唱を聴いてみたり。。。
8:30、スタートです。
今日は来週がマラソンの本番ですから、参加者は5000人弱。
ラン仲間の殆ども来週のためのコース試走をしていて、公園に不在でした。
さあ、十二分にセントラルパークを堪能して走るのだ!!
若干渋滞のなか、走り始めます。
…ううっ、身体が重い…脚も重い…。
実は昨日、仲間内のNYCM試走会に参加していて、明らかに走り過ぎていました。
皆はブルックリンはバークレーセンターからQueensboro Bridgeを降りるまでを走りましたが、私はその半分くらいを。
…でもね、だいたい3:30くらいで走る人がレースペースで飛ばすのについていったものですから、疲労具合が半端なかったです。近年稀に見る疲れ具合(笑)
秋真っ盛りのセントラルパークは本当に美しかったです。
やっぱりNYCで1番好きな場所はセントラルパークだなー、と。。。
シカゴ以降、だらけていた身体は正直でスピードは出ない、坂は上がれないでろくな走りじゃなかったんですけど、最後の1歩まで、セントラルパークを堪能しました。
ゴール。NYRR、CEOとハイタッチをして。。。
今日は、44:00ジャスト。
4837人が出走し、うち女性は2552人。私は1667位、女性のなかでは439位でした。
あー、最後までぱっとせず…。
やっぱりセントラルパークのレースはいいですね。もうどこに坂があるのかなど、コースの全て知り尽くしていますから。
次にニューヨークを訪ねる時には、レース予定と示し合わせようと思っています。
さあ、ランナー最大の祭典、NYCMまであと1週間になりました。マラソンウィークの今週は走らない私も便乗お祭り気分です。
それでは。
Autumn in NY!
飲んで食べて踊って☆Astria Seafood@LIC
こんにちは。
今日はしばらく前に、ニューヨークの美女ランナーたちとベルリン、シカゴマラソンの打ち上げをしたお魚やさんのお話を。
☆Astria Seafood@LIC
http://www.astoriaseafood.net/about-us/
名前はアストリアだけど、アストリアまではいかず、住所は私のとこと同じLICです。
こちらは、魚やさん兼レストランで、入店するとこんな感じ。
所狭しと並べられたシーフードたち。でも不思議と全く生臭くないんです。(繁盛店で常に品の回転がいいからか)
食べたいものを食べたいだけ購入したら、好きな調理法で店内でいただくことが出来るのです♡
リーズナブルなこのお店は大人気で、いつもお客さんでいっぱい。この日、私達は総勢8人で大人数だったので結構待ちました。
決して綺麗で上品な店ではないんだけれど、このがちゃがちゃ感がよいんだな〜。
そして…なにより、お酒類が持ち込み自由!
リカーライセンスがないお店だからなのだけれど、酒飲みの集団である私達には嬉しいかぎり。
普通に頼んだらえらい事になりますから。←酒代が。
この日も8人で1人1本は空けた(笑)
お醤油、ポン酢、お箸は、こちらに案内してくれたRちゃんが用意していてくれました〜。やっぱり、日本人は魚は箸で、醤油よね。
調理法はシンプルで『焼く』か『揚げる』のみ。
この日は、イカとワカサギはフライに。
エビ、レッドスナッパー(鯛)、タコはグリルに。
人数がいるから色々と頼めるし、自宅では到底調理できないような大きなレッドスナッパーも食べられて大満足でした。
レッドスナッパーのグリル、絶妙な火の入り具合で♡
ベルリンやシカゴを走ったばかりの皆と話も当然盛り上がり、お酒も進む進む。
さらに夜がふけると、、、
ウェートレスのおばちゃまがギリシア?の音楽に合わせて踊りだす。
さらにお客さんを誘い出し、お客も踊りだす(笑)
最後にはテーブルをどけて、店内はダンスホール状態に。…カオス…。
私達も当然踊って、はい、さらに酔いがまわってよい気分になりました(笑)
これだけたくさんのシーフードを頼んでお会計は1人20ドル未満!お酒は持っていったけれど、驚きのリーズナブル具合でした。
仲間との夜。ニューヨーク、ランナー仲間、女性陣はとにかく酒豪揃いなのです。そして皆、才色兼備。もちろんランも速い。楽しかったです。
このAstria Seafood、オススメですよ。
それでは。
Chicago Marathon完走記③晴天のシカゴの空を仰いで。
こんにちは。
シカゴマラソン完走記③です。すみません、ちょっと間が空いてしまって。。。
…まあ、既に完走タイムを報告してますので、内容は皆さん、お察しのことと思います…。
ホント、嬉々として書き残したい内容でもないんですけど。やっぱり記録として残しときます。。。
ハーフ地点を過ぎ、先ず変調をきたし始めたのが胃。胃袋でした。
なんだかムカムカしたものが込み上げてくる。。。
私は割とナイーブな胃袋の持ち主で(あんなに酒飲みなわりに)、レースでも2回に1回は胃のトラブルで撃沈しているのです。
昨年からのレースだと、
いぶすき菜の花◎、ニュージャージー×、ベルリン×、ニューヨーク◯、LA◎、ロッテルダム△
みたいな感じ。(ニューヨークは胃腸以前の問題で失速したけど)
疲労やストレスが先ず胃にくるタイプなんです。
胃がダメになると、困るのが補給ですね。そして脚にもじわじわ影響がやってくる…。
暫くは「それは気のせい」と、ハーフ手前で見つけた日本人らしき(大体、cw-xのタイツ履いてるから分かりやすい)おじいちゃまランナーをペーサーに何とかペースをキープし続けていました。
このおじいちゃま、上半身が全くブレなくて、本当にいい走りだったんですよ。水も自前のボトルを手にはめててね、給水ステーションでもペース崩れないし。
…が、突然、25km地点で立ち止まってしまった!!ちょ、ちょっと!!
頼りにしていたおじいちゃまに勝手に失恋した私…。
遂にはスタートからずっと先行してきた4:00のペーサーに追いつかれてしまいました。これが大体28km地点あたり。
1kmくらいは付いていこうと粘るも、速い、ペースが速い…。
ちょっとちょっと、ペーサー、飛ばしすぎなんじゃないの??
しかし手元のGARMINは正しく5:40/kmを表示していました。
…そう、私が失速していただけ。ペーサーは正しく正確でした。
それにしてもペーサーに置いていかれるというのは何というダメージなんでしょう。
もう、精神的にもがっくり、もちろん身体もぐったり。各種糸が切れたというやつですね。
30kmを超え、ここで私はレースを諦めてしまいました。諦めてファンランにシフトチェンジです。
先ず、補給と給水をと、給水ステーションで脚を止めて、歩きながらゲータレードと水を飲み、携帯していたジェルをちょっとずつ口に含みます。
そして再び走り出すも、ペースはガクッと6:00〜6:15/kmまで落とす。
これを給水ステーション毎3回繰り返して、ようやくなんとかゴールまで走れるかなー、という感じになったと思います。
またシカゴマラソン、コース前半の華やかさは何処へやら、後半は地味というか、見所がないというか…
唯一の盛り上がりは、22mileのChinatownでしょうか。
巨大な中華街の門を爆音でなる音楽の中、走り抜けるのです。
もっと具合悪そうに写っているかと思いましたが、この辺りはちょっと歩いて休憩したのと、たっぷりの給水が効いて、割と元気な感じで走っていますね。まあ、6:30/kmじゃあね…。そりゃ、体は楽でしょう(笑)
このあとはもう歩かないで、ゴールまで走りたいところ。そして喉が渇いて渇いて仕方なかった。
23mileあたりだったと思うけれど、施設エイドから差し出された紙コップ。
気が効くな〜、ありがたい、水が飲みたかったんだよ〜。
近づいて手を伸ばすと、なんとビール!(忘れもしない、samual adamsのオクトバーフェスト。銘柄まで覚えてる)
いやいや、まだそれはいいんで…。
でも立ち止まって、腰に手をあて、一気に煽っているおじさんもいましたね。。。
さて、23mile以降、Michigan Aveに入ると後は一直線です。
徐々に厚みを増していく応援を受けながら、ゴールに向かってひた走ります。
あー、終わる。もう終わってしまう。マラソンが、私のアメリカ生活が。。。
あの終盤の、永遠にゴールがやってこない感って一体なんなんでしょうね。
キツイ、やっぱり今日もマラソンは辛くて大変なんだけれど、どこかで終わって欲しくない気持ちも。
このレースが終わってしまったら、もういられないんだ。。。
公園に入って、一瞬だけレース中、唯一の登りがあり、それを登ったら、最後の直線。…ゴール!4:14:10。
あー、今日のシカゴはなんてよい天気なんだろう。青いなぁ、空が青い。
シカゴはボランティアの皆さんも素晴らしかったです。笑顔が皆さん、眩しくて元気を貰いました。
ゴール後は、お水、プロテインシェイク、りんごにバナナ、、、次々に手渡され、次に現れたのは、
ビールの給水(笑)
さすがのビアクィーン(笑)yamakoも、ゴール直後はちびりちびりと舐めるようにしか飲めませんでした。
ゴール後は、仲間うちの集合場所になっていたpost race party会場へ。
私の仲間は速い人ばかりなので、皆既に集まっていて、芝の上、寛いでいました。
満足のいく記録の出た人、突っ込んで玉砕した人…悲喜こもごもでしたが、皆よい顔をしていました。
…私もようやく腰を下ろして、本格的にビールをいただきます。
苦いな…今日のビールは苦い…。
これから帰国を控えて、しかも体調不良の身です。無理しなかったのは大人の判断で、間違っていなかったんですけどね…。
ランナー的にはダメでしょう。ホントにダメでしたね。
フラット、高速レースのシカゴはやっぱり勝負しに行くべき。
色んな言い訳を考えて、全力を振り絞らなかったこと、後からじわじわと後悔と悔しさがが込み上げてきました。
シカゴマラソン、WMMに相応しい素晴らしい大会でした。
スタートゴールが一緒で、ストレスフリー、ゴール後に芝でピクニックと、ベルリンマラソンと似ているかな。(コースはベルリンの方が飽きない)
兎にも角にもWMMは3レース目、これで折り返しとなりました。残るは東京、ボストン、ロンドン!ははは、いつ走れることでしょうね。
このシカゴには数年ののち、またやってくる予感がしています。東京から走りに行くなら、ニューヨークよりも色々な面で負担が少ないですし。
そのときは、ガチンコで走り、今度こそ、シカゴの空の下、最高の一杯を飲みたいものだと思うのです。
これでシカゴマラソン完走記はおしまいです。長い文章をお読みいただきありがとうございました。
それでは。