sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

ランナーズ(またの名を呑んべい達の)遠足☆Red Hook Winery@Brooklyn

こんにちは。

最近、ブログをさぼりがちですみません。こりゃ、完全にサボり癖がついてきてますね、いかんなー。。

ちょっと1週間前のことになりますが、ラン仲間とブルックリンのワイナリー&ブリューワリーに行ってきたので、今日はそちらの記事を書きますね。この日も暑かった。

コトの発端は5月にBrooklyn half のEXPO(pre partyというイベント)。そちらに今回のワイナリーが出店していて、それがなかなか美味しく、じゃ、今度行ってみようか、ということになったんですね。

場所は最寄りの地下鉄まで20〜30分歩くブルックリンの僻地Red Hookというエリア。

私たちはランナーですからね、ま、大体にして、

あー。じゃ、そこまで走ればいいね。走っていこー!

となるわけですよ。

そんなわけでランナーズ遠足開催の運びとなったのでした。

集合は朝9時、Queensboro Bridge。

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季節的に、もっと早くに走り始めたいところですが、あんまり早いとワイナリーもブリューワリーもやってないですからね。。。

今回は総勢20名弱の参加表明があったので、ペースで2チームに分けることに。

その名もワインチームとビールチーム。

ちなみにビールチームのキャプテンでペーサーはわたくしです。(イベントの主催者のひとりということで)

なんのリーダーって、そりゃ、飲みのリーダーでしょう(笑)ビールリーダー。だから走りには期待しないでくれ。。。

ルートはこんな感じ。

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ラン仲間のKさんが作ってくださったルートマップ。

Queensboroを渡り、クィーンズは我がLICを走り抜け、Brooklynへ。ずっとイーストリバー沿いを行き、まずはBrooklyn Bridge Parkを目指します。そのあとはひたすら南下ね。

一応、EXPOのときにParkまでは走って行きましたから、大凡予習済みです。

まあ、地図見なくても走れるでしょ。

ペーサーで先頭の責任はいずこに(笑)だいたいにして、超適当です。

このルートはブルックリンらしい感じを味えるんですけど、如何せん、日差しを遮るものがないんです。だから、暑い。走距離は17km程で全くたいしたことないんだけど、暑い。。。

ビールチームは、10:30/m(6:30/km)で走りますと最初から告知してありましたから、私はそれで走るわけですけど、今回、割と走暦の浅い女性の参加者もいたので、ペースから遅れた後ろはCコーチが見てくださってとても助かりました。(Cコーチとは、私が昨年ベルリンマラソンを走るにあたって、メニューを作り練習を見てくださった、あのCコーチです。)

ホント遅れるのも無理もない、だって超暑かったんだもの。。。

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手持ちの水もBrooklyn Bridgeまでに底をつき、そんなところにオアシスの如く現れたNYC Waterステーション!助かった〜!!

NYCの水道水は安全で美味しい、というコマーシャルです。

この日はバックパックに0.75lのゲータレードと、500mlのミネラルウオーターを持っていたんですけど、水はメンバーに分けてあげたり、ここまでで、ほぼ空。チリチリと日差しが厳しいNYの夏。

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青空に映えるBrooklyn Brige。

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対岸にウォールストリートのビル群。手前に鴨の親子がお散歩中。

さて、Brooklyn Bridge Parkを抜けて、ワイナリーを目指すわけですが、この辺りから、

皆、うわごとのように

ビール、ビール!

ワイン、ワイン!

シュワシュワ!!

と唱え出す(笑)さすが、呑んべいの遠足です。

困るのが、これら魔法の呪文を唱えると、加速してしまうこと。

ホント、困るよ。。。私、今日はペーサーなんで。。。

道中、BARの誘惑にも打ち勝って、こちらが目的地です。

☆Red Hook Winery

The Red Hook Winery

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こちらはホントにロケーションが素晴らしい。太陽に反射してキラキラと輝く水面の向こうには、NYCMで走ったベラザノナローブリッジが見えます。

NYCに4年も住んでいて、このワイナリーは知らなかったのが不思議。

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さて、お待ちかねのテイスティングです♪

こちらでは3種類か6種類、好きなワインを試すことが出来ます。

高いワインも!(笑)なかなかお得でしょう、高いのは別料金ってワイナリー、結構ありますから。

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私たちは白3、赤3のハーフ&ハーフで。

ワインの醸造はこちらでやっているわけですが、ぶどう畑は?といえば、そんなものがBrooklynにあるわけがない。

ぶどうはNY州のワインの産地であるロングアイランドやフィンガーレイクから買い付けてきているそうです。所謂、ネゴシアンですね。

今回いただいたうち、白はシャルドネ、赤は“SURVIVER”と名付けられたブレンドワイン(メルローとカルベネフラン)が好みでした。

この赤の名前にはストーリーがあり、なんでも2012年ハリケーン・サンディの時に、こちらのワイナリーは水没したそうで。

なんでもそのときに、付き合いのあるドメーヌの厚意で提供されたぶどうを使って作ったワインだそうですよ。

サンディ、その年のNYCMが中止になりましたからね。忘れもしません。私がNYCにやってきた年の出来事でした。

ワイナリーの壁にはその時の浸水したあとがまだ残っています。

このRed Hook Winery、おススメです。味もさることながら、ゆったりとしたティスティングルーム(レストランみたい!)に、なによりスタッフの接客が素晴らしい。

ホントになんで今まで行かなかったんだろう(笑)

ちょっと場所が不便で、周りがあんまり柄が良くないエリアのため、不慣れな旅行者がうろうろするのは不向きかな。。。でもそのうちブルータスとかフィガロで取り上げられそうですが。

その後、最寄りの地下鉄に向かいながら、一軒Breweryをはしごして、最後はお腹空いたー、とマンハッタンに戻り34st辺りでコリアンで〆。

よく飲んだ1日でした。

はー、ラン仲間は飲み仲間でもあり(笑)素晴らしいね。

楽しかったです、オトナの遠足!

それでは。

Breweryはそちらもよかったのですが、もうワインのアルコールと日差しでふらふらしていたので、改めて再訪してレポートしますね。なんかやっつけに紹介したら悪いですから。