sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

Run&Beer☆LongIslandCity Beer Tour!

こんにちは。

今日は少し前に決行したLIC Beer Tourの話を。

私の暮らすLICは元々はイーストリバーに面した倉庫街で、ここ10年くらいで急速に発展した新しいエリア。

川辺に高層マンションが立ち並ぶ様から、勝手に“ニューヨークの豊洲”と呼んでいます(笑)

そんなわけで小さなBreweryがけっこうあるんですよ。私は夕方のランニングがてらちょいちょい一杯やっているわけですが、今回はビール好きなラン友を案内することになりました。

ラン友のKさんとQueensboro Bridgeで待ち合わせ、小一時間ほどランニングののち、1軒目へ。

ビアツアーはランニングから!ビール前の汗出しは必須です。より美味しく飲むためにね!努力は惜しみません(飲酒関係)

☆LIC Beer Project

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Queensboroの北側、ほど近くにあり、ちょいちょいNYCのBARでも見かけるbreweryです。

倉庫街の怪しさ漂うなか、なかに入るとかなりオシャレなTap roomがあります。

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7、8種類のビールがラインナップされていて、残念ながらフライトはなし。頼めば小さなグラスで試し飲みさせてもらえます。

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が。。。なかなか自分好みのビアに当たらず試飲を繰り返す私達に、カウンターのお姉さん(写真のタトゥーだらけの)嫌な顔してましたねー(笑)ごめんね、好みの味になかなか当たらないんだもの。。。

結局、Ale(エール)を選んだので、ワイン用ようなグラスで提供してもらい、うん、これは美味しかったです(笑)…喉がカラカラだったしね。でも試飲で飲んだときより格段に美味しかったのは何故??

こちらはTap roomは文句なしに素敵なのですが、ビールに酸が立ちすぎているきらいがあり、さらにスタッフのお姉さんがどうにも好きになれない人物(かなり高飛車でやな感じ、偉そうなんだよ…)なので、減点45点というところでしょうかね。スタッフの好感度ってホントに大事ですよ。

わざわざbreweryまで足を運ぶbeer loverがどれだけ貴重な存在なのか理解できていないのは、創り手側として如何なものか。。。

続いて2軒目。

☆Big Alice Brewing Co

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1軒目からは歩いて移動です。ランニングスタイルで出掛けるとホント移動が楽ですね。

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駅からも住宅街からも割りに離れているにもかかわらず、かなり賑わっているTap room。

好きなビールを4つ選べるフライトがあるので(たしか10ドル)、2人でそちらをお願いします。

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IPAやサワービールをなどを織り交ぜて頼んでみました。

こちらは以前にも夫と訪問した際にブログで紹介していて、凄く実験的というか、個性的なビールを作っているBrewery。

スタッフもとてもフレンドリーで、顧客の反応を気にして、声を掛けてくれるのがよいですね。そうだよね、自分たちの作ったものに対する評価、反応って普通は気になるものでしょう。

今はカナダ産のホップを使ったりもしているけれど、今後はNY100%にしていきたいとも言っていましたが、NYではmicro breweryが乱立している今、なかなか需要に供給が追いつかないそう。

こちらのスタッフは本当にビール作りに、Brewery経営に情熱が感じられて、おなじBeer Loverとしてはシンパシーを感じるわ(笑)

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裏庭でホップを栽培しているの、と案内してもらいました。

ちなみにスタッフの彼女、オススメはSour Beerだとか。

うーむ、日本人的にサワービールはあんまり…酸っぱいビールはちょっとね…。

でも、その後にリリースされた新作がSour Kölschだったので、真剣にイチオシなんでしょうね。今のトレンドのひとつなのかな。

IPAの苦味が病みつきになったように、そのうちにサワービールにハマる日が来たりするのかしら…。

そして3軒目。自宅からすぐのbreweryがラストです。

☆Rockaway Brewing Company

Rockaway Brewing Co.

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こちらは目の前がパブリックスクールという凄い立地なんですけど、まあ、彼らの方が先に工房を構えていましたから。

だいたい4年前くらいでしょうかね、このLICに引っ越してきて、この小さなbreweryの存在に気付いたのは。

その頃は薄暗い三畳間くらいなスペースで小さく商っていて、しかもジーザスみたいな髪型のロングヘアの彼が1人でやっていたんですよね。本当に怪しかった…。

あれから素敵なTap roomも出来、Barやレストランでもその名をちらほら見かけるようになり…立派になりましたね(しみじみ)。

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こちらもフライトがあり、定番4種と期間限定など4種類の2タイプからチョイスが可能です。

なんといってもオススメは彼らのFlag ship、Rockaway EBS。

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6.4%のpalealeは、この数年で素晴らしい進化を続けています。

初めの頃、こちらのビールはこのEBSを含む3種類くらいしかなくて、EBSも大して好みじゃないな、という感じだったんです。

…でもね、このEBS、飲むたびに美味しくなっている!

凄い事ですよ。

この夏からはIPAも出し始め、そちらもなかなか美味でした。季節が進んで、秋バージョンとなり、ハイアルコールの8%のIPAになっていますが、ちょっと私にはキツイかな。。。でも、味はしっかりとしていてビールを超えた深みのある味わいです。

サワービールに加え、高アルコールのIPAも今のトレンドのひとつみたいですね。

ちなみに私は夕ランの後、3ドル(ハーフパイントの値段が3ドル)握りしめて、このRockawayで飲むのがパターンで、さらに創業ほどなくからの顧客ということで、顔を覚えられています(笑)

新作が出ると、Tap roomの席に着くやいなや、すかさずテイストグラスが差し出されます。馴染み客の特権ですかね。

ひとりでふらっとやってくる、英語が下手なアジア人女性、しかもランニングスタイルなんてあんまり来ないでしょうから。

定番も進化していますし、新作のリリースにも意欲的で、3軒のうちではイチオシのbreweryです。

私はあと数ヶ月しか通えませんが、もう数年したら、かなりのbreweryに化けるのではないかという予感がしています。

このyamakoプレゼンツ、LIC Beer Tour、いつもお世話になっているKさんの為のスペシャル企画でしたが、好評につき、先ごろ第2弾が開催されました。

もしもNYCにいらっしゃることがあれば、こんなローカルビアツアーも楽しいかもしれません。

それでは。