sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

指宿市観光協会への、からの手紙。

今日は。

昨晩、夕飯に行ったロイヤルホストが意外に高いことにびっくりしたyamakoです。あそこはファミレスでしょう?なんとかセットにすると2000円近くしましたよ?(◎_◎;)ガストやサイゼリアのような店とは住み分けを計っているのでしょうか。それでも日本のファミレスは良いですね、食べたいメニューがいろいろあり、なにより生ビールが美味しかった。アメリカだとダイナーになってしまい、なんとかサンドやらなんとかテンダーのようなゴツい揚げ物をビールやミルクシェイクで、というようなメニュー構成なのです。まあ、スポーツ観戦時には好相性です。


今だに菜の花マラソンの話を出し続けて恐縮ですが、最後にひとつだけ。観光協会の方のメールを紹介させていただこうと思います。

『何故yamakoのとこに観光協会からメールがくるの?』と不思議に思われたでしょう?それは私がメールを差し上げたからです。大会前、ゼッケンの引き換えを知人に依頼したい旨を相談した際に、委任状のフォームをメールでお送りいただいており、大会後、そちらについてお礼を返信し、さらに大会への感謝のコメントを加えお送りしたのです。


先ず、私のメールから(抜粋です)

⚫︎⚫︎さま

 本当に素晴らしい大会でした。

電話でもお話ししましたが、私は申込住所は実家のある静岡を使いましたが、現在アメリカのニューヨーク在住で、今大会一番遠くからやってきた人間ではないかと思っています。

 アメリカに戻りましたら、実行委員会に改めてお礼のお手紙をさせていただくつもりです。

いぶすき菜の花マラソンは、3年前、結婚し渡米することが決まっていた私と当時の同僚4名で参加した思い出の大会です。私はそれがきっかけでマラソンが趣味になりました。ニューヨークは世界最大のニューヨークシティマラソンが開催される都市で、私も二度参加しています。またマラソンを通じて素晴らしい友人たちと知り合うことができました。そしてなにより3年前のいぶすき菜の花マラソンは異国生活を支えてくれる私の大切な思い出です。

こちらにこういったメッセージをお送りしてよいのか迷いましたが、どなたかに3年越しの感謝をお伝えしたく、mailさせていただきました。

以下、観光協会の方のメールより(抜粋です)

yamako様

お世話になっております。

菜の花マラソンの3日後より「菜の花キャンペーン」と言って、都市圏へ

菜の花を運び、一足早い春をお届けする、というイベントで名古屋・大阪方面へ行っておりました。ご返信が遅くなり申し訳ありません。

さて、メールを拝見させていただきました。この大会に深い思い入れをお持ちだということ、とても伝わりました。そして、この大会を支えていただいているボランティアの皆様も、また並々ならぬ大会への思いを持っていらっしゃいます。 そのような、様々な思いがリンクして、素晴らしい大会となっているのですね。 当大会は、たった2名のスタッフにより運営されております。スタッフ以外は、のべ2,000人のボランティアによって支えられております。大会運営上は、何かとご不便等あるかと思いますが、気持ちだけは最も多く入った大会かと思います。本当にとても遠いところからご参加ありがとうございました。軽々しくまたお越しくださいとも言えませんが、また大会の情報などご覧いただけたら幸いです。

メールを送る際に、私の個人的な思いを加えていいのか、本当に迷ったのです。それでも送ることにしたのは、渡米以来、私は素敵だと思ったこと、好きだと思ったこと、いいなと思ったことなどプラスの感情についてははっきりと口に出して相手に伝えるよう心がけているからです。アメリカに暮らし、母国語ではない下手な英語で会話するのですから恥ずかしいほどストレートに伝えなければ、相手に伝わらないのです。英語が流暢ではない私なりの結論でした。それが今では日本語で日本人相手にでも身についてきているように思います。内心、良いな、素敵だな、ありがたいな、と思っていても相手には伝えず伝わらずでおしまいになることって結構多いのではないでしょうか。何かれ構わず褒めるわけではないですし、心から褒められたり感謝を伝えれたりして悪い気分になる人は少ないでしょう。今回のことも『なんだ、この人、ずいぶん感激やさんだなぁ…』とか思われてしまうかも…と考えたりもしました。それでも感謝を伝えたい気持ちが優っていましたし、観光協会の方もご多忙でしょうに心のこもった返信をいただいたことで『やっぱりメールしてよかった』と思いました。

そして観光協会の方のメールよりあの素晴らしい大会がたったの2名のスタッフと他はボランティアにより運営されていることにも驚きました。たったの2人ですよ⁈ そして地元の方々が大会を“自分達の大会”として盛り上げてくれていることを改めて知りました。マラソンブームにより町おこし的な意味合いで大会を新設する市町村もあると聞いています。この34年続くいぶすき菜の花マラソンのように、地元の方の手によって新しい大会が大きく育っていくことをランナーの1人として願って止みません。

私は本当に幸運でした。初めて走った大会がマラソンの楽しさを存分に教えてくれる菜の花マラソンだったこと、新天地が世界一のマラソン大会が開催されるニューヨークだったこと。偶然の幸運で、私の人生は変わりました、とても素敵に。


今日は柄にもなく真面目に長々語ってしまいました。

最後に大会の運営にかかわった全ての皆様に感謝を申し上げてお終いにしたいと思います。


それでは。