sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

やっぱりmade in Japan、日本製は最高!日本から連れてきた物たち。


こんにちは。今夜はラクレットの会に御呼ばれしているのです。2日も帰宅が遅れた私を心配した友人Nさんは「無理しなくていいよ、時差ぼけとかまだひどいでしょう?」と気遣ってくれましたが、どうしてもラクレットなるものを食べてみたくて仕方ない私は一度は「時差ぼけがしんどい、今回は遠慮しておこうかな…」と気弱に返信したものの、10分後…「だー、やっぱりだめ!ラクレットなるものを食べてみたい。気になって仕方がないのでやっぱり行ってもいいですか?」と再送信。Nさんに大笑いされました。食い意地をムダに晒してまでも…私(笑)だって食べてみたいんだもん、ラクレット。

ラクレット - Wikipedia

wikiってもいまいちフォンデュとの違いがわからない…フランスとスイス料理の違いなの??まあ、今夜になればわかる。そのラクレットを初体験できるということでとっても楽しみにしています。

さて、帰宅して2日が過ぎ、日本から運んできた大量の荷物を解いています。今回はビジネスだったので32kg×3つと手荷物持込で更に1つ。毎回大量の食品と日用品を運んで帰ります。日本人が多く日本のものがなんでも手に入るといわれるNYですが、そんなことはないです(きっぱり)。昨日のエントリーに書いたおでんのための練り物もそうだし、やっぱり帰ったときには持ち帰れるだけ持ち帰りたい。これはひょっとしたら「日本から海外に住む友人に何を持っていったらいいか?喜ばれるお土産とは?」というテーマへの参考になるかもしれませんのでちょっと紹介してみようと思います。

◆美味しいお菓子

やっぱりテッパン。日本のお菓子は世界最強に美味しい。品川駅構内にマグノリアベーカリー(NYのカップケーキ屋。SEX&THECITYで有名に)が出店し人だかりが出来ていましたが、皆、気は確かですか?あれ、食べたらジョリジョリいうほど砂糖が入って死ぬほど甘いよ?シナボンだって一度は撤退したよね?総じてレベルの高い日本のスイーツですが、私がいつも買って帰るのはカステラです。源吉兆庵がマディソン街に出店し生の和菓子も買うことが出来ますが、カステラはいかんせん専門外だからかいまいち。(主観)カステラは賞味期限が意外に短いし、帰宅直後のお楽しみということで毎回購入しています。別に福砂屋贔屓というわけではないのですが、カステラキューブという一切包でフォーク付の可愛いものがあるので友人へのお土産用に重宝しています。他の有名どころでは虎やは閉店したため、羊羹などはお好きな方には喜ばれるでしょう、重いけど。反対に手に入るものとしては、ヨックモックが高級デパートのBergdof Goodmanで、ロイズも路面店を出店しています。

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今回はカステラのほか、故郷浜松の洋菓子店まるたやの『あげ潮』を買ってきました。浜松といえばうなぎパイといわれますが、この『あげ潮』も隠れた銘菓。果実と木の実の無添加さくさくクッキー、子供の頃から親しんでいる味です。

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まるたや洋菓子店の商品案内|あげ潮・焼き菓子のご案内

◆調味料(醤油、みりん、酢、デミグラスソースなど)

調味料も重たいですが、重量許す限り持ち帰ります。醤油は特に銘柄のこだわりはありませんが、こちらで購入すると泣けるほど高い。。。特級のもので8ドル程度します。1,000円ですよ?!こちらに遊びに来る友達には何も思いつかなかったら醤油1本担いで来てください、と言っているほど。今回は2本買ってきました。他にみりんや料理酒なども同様の理由です。さて、私が調味料の中で唯一こだわって購入してくるのがお酢です。私は京都村山造酢の『千鳥酢』を愛用しており、これはNYでもたまに見かけることもありますが、とにかく毎回買ってきます。以前は酢の料理が苦手だったのですが、母に勧められてこちらを使用してみたところ、そのやわらかいあたり具合が大変に気に入って愛用しています。牛ですかというくらいのグリーンサラダを作って食べる我が家では、ビネガーにこの千鳥酢を使っています。お酢がいまいちという方におすすめ。最後に調味料ではないですがデミグラスソースも。ハインツなんてアメリカの会社でしょ?と思われると思いますが、不思議なことにアメリカでハインツのデミグラスソース缶は販売されていないのです。たぶんですが、成分がなんらかの基準に引っかかっているものと思われ、手に入りません。めったにしませんが、たまに食べたくなるビーフシチューや煮込みハンバーグ用です。

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◆乾物、おもに出汁関係

大雑把料理に定評のあるわたし(笑)ですが、出汁用の乾物には拘っています。とくに鰹節。料理は美味しい出汁さえ取ってしまえば8割がた美味く出来るようなもの、ここだけはちゃんとやります。特に鰹節、味噌汁用の削り節については、長年、母親が焼津の鰹節屋『新丸正』から取り寄せをしているため、わたしもそちらを分けてもらっています。他に気が利く先輩がお土産に日本橋のにんべんでお出汁のパックを買ってきてくれたのはうれしかったなー。


こだわりの鰹節屋(株)新丸正

そのほかには胡麻でしょうか。胡麻は炒り、擦りともに京都山田の胡麻を愛用しています。これは東京で行きつけにしていた寿司屋で教えてもらったもの。握ってもらっている寿司よりも胡麻に反応してしつこく聞く客、真剣にヤな客ですね…あんまりおいしくて、以来この山田の胡麻の大ファンです。胡麻はそんなに値の張るものでもないし、ちょっとこちらを使うだけで料理の格がばばんと上がるので安いものです。お土産にも軽くて、NYの友人用にしたこともあります。「yamakoのお土産、まさかの胡麻??」という反応をされたりもしますが、一度食べてもらうとそのおいしさを理解してもらってなかなか好評です。

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【ごま油の山田製油】

主観でいろいろ書いてみましたが、他にも女性なら生理用品(日本製最高、アメリカの商品は20年前のものから進化していないのかというくらい酷い、かぶれる)なんかも喜ばれると思いますし、過去センスがいいなぁ~と感動したのは、dancyuの「日本一のレシピ」本を持ってきてくれたラン仲間のE氏(40歳独身の貴族、サブ2.5ランナー、食品会社勤務)ですとか、NYにあるMOMAが登場する小説「楽園のカンヴァス」原田マハ著をプレゼントしてくれたMちゃん(30代女子、化粧品会社勤務)とか。みんな、プレゼントセンスが只者じゃないといつも感心します。ものがどうというよりも、私のことを思い浮かべて選んでくれたと、本当に嬉しく感じるものです。反対にわたしが日本に帰るときのお土産にもセンスが要求されるということでもありますが。。。

さ、今夜のラクレットの会に備えて、夕方から少し走っておきたいと思います。

それでは。