sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

Spring begins☆NY和食の草分け、レストラン日本で鴨鍋をいただく。

こんにちは。

昨日20日はthe first day of spring。春の始まりの日にも関わらず、午後から雪になりました。パーティーが終わる頃には止んでくれましたが、今朝はCentral Parkも雪景色でした。

これが最後の雪かしら…日本ではそろそろ桜が咲きますからね。

さて、今日は夫の仕事絡みの会食があり、NYの和食レストランの草分け「レストラン日本」@midtownへ行ってきました。

まず前菜にお蕎麦のサラダ。

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自家製の生湯葉。

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そして今日のお目当て、鴨鍋!

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銅鍋で煮えたつお出汁に、先ずは鴨肉を投入。かなり強火です。

はじめに鴨肉を入れることで、鴨から美味しい出汁と脂が出るのだそう。

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さらに白菜、長ねぎ、豆腐、えのき、しいたけなどを。だんだんスープにコラーゲンが溶け出してとろっとしてきます。すっぽんやふかひれスープのような、餡のような。

「お肉が柔らかーい!」「ジューシー!!」

1963年、このNYに出店したそうで、そうすると半世紀以上も前の話ですよね。

きっと和食が今のような市民権は得ていなかった時代、食材の調達だけでも大変だったのではと思います。

実際、蕎麦も豆腐にする大豆もカナダの自家農事で育てているそうですし、今日いただいた合鴨も鍋にするのに適した鴨肉を探して、契約農家から直接仕入れているそうです。

支配人から「半世紀の歴史が分かりますから」と見せていただいたVIPのアルバム。中曽根首相、竹下首相からはじまり、ヤンキース時代の松井、全米オープンで活躍した松岡修造さん、伊達公子さん、杉山愛さん、そして錦織圭選手!そのほかにも芸能人などなど。(郷ひろみにいたっては、写真毎に奥様が変わってた…)

今でこそ、NYには無数の和食レストランがありますが、半世紀前はまともな和食をいただけるのはこちらくらいだったそう。政治家、遠征中のスポーツ選手など皆の胃袋を支えていたんですね。

もちろんアメリカ人にも親しまれていて、マイケルジャクソン、ケネディ現駐日大使、変わったところではマッカーサー元帥婦人などの写真もありました。

今や和食って本当に人気があるし、皆、器用に箸を使って食事をしていますもの。半世紀の歴史って凄いですね。こちらのレストランは間違いなくNYに和食を広めた立役者でしょう。

私はアメリカですが、異国に長くいると必ず和食が恋しくなる時期がやってきます。基本、我が家は自炊で毎日日本の食卓です。そして外食でも「やっぱり和食が楽」という心境になる時期があります。各国料理が楽しめるNY、それでも異文化を楽しむのにもやっぱり元気がいるのよね。

油やバターの多用された料理はいらない、香辛料やハーブよりも醤油がいい、メニューの英語を読むのも、英語でのオーダーもめんどくさい…夫いわく、結局会社の同僚とのランチは和食のレストランになることも多いとか。そう、上記に挙げたような面倒、ストレスがないからだそうです。

日本の定食屋、大戸屋もちょっと高級になってこちらで人気ですよ。今年は3店舗目が出来るそうです。まあ、なんにしてもNYは恵まれていると思います。

jbpress.ismedia.jp

※オーナーのインタビュー記事がありましたので。ご興味があれば。

はー、鴨鍋美味しかったです。明日はお肌がつるつるかしら(笑)

明日の朝はCentral Parkでの定例ラン。そしてラン仲間の送別ランでもあります。寝坊しないようにしなくては。

それでは。

 

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