sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

またもやお別れ☆NORMA'Sで贅沢ブランチ

こんにちは。

今日、NYではイーストヴィレッジでビルの爆発事故がありました。日本でも報道されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるのでは。

のんきな私は日本の母と親友から安否を問うmailを貰うまで全く知りませんでした。朝からテレビを見ていなかったのです。

テロや何かではなく、ビルの老朽化によるガス爆発だったようですね。昨年も同様の爆発がハーレムであったことを思い出しました。

いつまでも古い建物がそのまま佇んでいるというのは、景観的には美しいのでしょう。しかし、今日のような事故を目の当たりにすると、古すぎるのもどうか、という考えにもなります。

とにもかくにも、家族や親しい友人と離れて暮らす申し訳なさを感じるのは、今日のような事故や2012年のハリケーン・サンディーのような災害が起きた時です。

一口にNYとまとめても、かなりの広さがあります。それでも日本側からすれば、NYと聞くだけで、私の安否を確認せずにはいられない。

いつもいつも気にかけてくれて有難いのと同時に、心配を掛けて申し訳ないなという気持ちです。

さて、今日は4ヶ月ぶりに会う、友人Y子さんとNORMA'S@Le Parker Meridienでランチしてきました。

こちらは朝食で有名なお店なのですけど、今日はお昼。お昼でも朝と同じメニューがいただけます。

www.normasnyc.com

Le Parker Meridienはフレンチテイストの高級ホテル。…充分承知でやってきたものの、最近こんな煌びやかなところ来てなかったので、若干挙動不審になってしまいました(笑)お店ははロビー横、中二階にあります。

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 なかはこんな感じ。(公式FBより)

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 Y子さんは、私の友人のなかでももっとも世間のイメージする駐妻らしい(よい方のイメージね)女性です。商社勤務の夫に、可愛らしいお嬢さん、本人も女子アナのように美しい人。しかも気さくで親しみやすい人柄。まさに駐妻の王道をいっているような素敵な人なのです。

最近、ラン友とばかりつるんで、ジャージの付き合いしかしていなかったのですが、今日はY子さんに会うのだからと一応ワンピースを着てきてよかった…。

席に着くと、ウエーターが早速やってきて、たった今絞ったようにフレッシュなオレンジジュースをサーブしようとします。

おお、さすがお高い店はサービスからちがうね。ウエルカムドリンクですか。

しかしY子さん、あっさり断る。

「???」

「あのジュース、有料だから。9ドル!」

なんとあのジュース、サービスドリンクのように注ぎにきてお金を取るらしい。しかもオレンジジュース、9ドルって高いすぎだろう…川越シェフの店か。

ランチタイムでも人気の朝食メニューはオーダー可能だったので、甘いものとしょっぱいものを頼んでシェアしましょうということになり、頼んだのが以下の2プレート。

まず、しょっぱいもの。Skirt Steak fajita a la Gringo ($27)。ステーキのタコス。

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 つぎに、甘いもの。Waz-Za ($26) クリームチーズとベリーの載ったワッフル。これは見た目にも大変美しかった。

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うん。お高いだけあって、大変結構なお味でした。特にワッフルは素晴らしかった!やっぱり朝食メニューが美味しいのでしょうね。

残念なことに、私は卵をとりすぎると体調が悪くなるため(若干アレルギー気味)、オムレツやエッグベネディクトのような卵メニューが苦手なんです。でもきっと美味しいんだろうな、と他のテーブルをちら見していました。

こちらには一度、朝食をトライしようとしたのですが、激込みで断念したことがあります。今日はあっさり入れましたので、ランチタイムに来店するのが賢いかもしれません。

そう、今日久しぶりにY子さんとお会いしたのは、彼女のご一家がアメリカの他州に移るかもしれない状況になったからです。

彼女と私はほぼ同時期にNYにやってきました。あるクラスを一緒にとって親しくなったのですが、既にそのときの仲間は皆、他国に移るか日本に帰国してしまい、いまや私たち2人が残るだけです。

あれから3年ですからね。大体2、3年任期での赴任が多いため、私よりNYの先輩だったお友達は次々に帰国してしまいました。もはや私も古株です。

駐在家族の宿命とはいえ、別れは寂しいもの。日本にいるときよりも、いったん親しくなると家族ぐるみで深く付き合いますので、親しい方の帰国って大変に堪えるのです。

そして、今夜さらなる一報が。

ラン仲間であるエグゼクティブダンディー、Y氏が帰国とのこと。

単身でNYに赴任されていましたから、ご本人やご家族にとっては喜ばしいことだと思います。でも、先日仲間のEくんを見送ったばかりの私たちには残念な知らせでした。E氏、グループのオリジナルメンバーでなくてはならない人でしたから。

こんなことを書いていますが、私たち自身もあと2年はこの街にいないでしょう。自らもいずれはNYとお別れする人間なのです。たまに永住組の友人から言われます。「この街に暮らすかぎり、別れは避けれられない」と。

そうなんですよね。世界中からビジネスや研究のために人材が集まってくる街、NY。そんな人が行き交う場所だからこそ、いままでも素敵な出会いに恵まれていたのです。

とても寂しい。でも、この永遠ではない時間を大切に過ごさなくては、と改めて思ったのでした。

それでは。

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