模擬実習を終えて思ったこと。
こんにちは。
おかげさまで、無事に模擬実習は終わりました! 昨日深夜3時まで練習した甲斐がありました。
なにをやっているかというと、外国人に日本語を教えるクラスを取っているのです。日本語教師というやつです。
ちょっと今日は色々とショックが大きかったので、あんまり愉快な話ではありませんが、今後のために、この衝撃を忘れないよう書き留めておこうと思います。
なにがショックだったというと、
自分の社会人時代に培ってきたものがすっかり錆び付いていたこと。
そう、今日はどっぷり主婦につかっている自分を思い知らされました。(※主婦の賛否云々の話ではなく、私個人に起きた出来事としてお読みください)
模擬実習自体は色々とダメだしもされつつも、内容的には良くやりきったと思います。
何というか自分の立ち振る舞いというか、すっかり自信も落ち着きもなくしてしまっていることに愕然としました。
何より一番ダメだったのは、上手く出来ない部分はごまかし笑いでへらへらしていたこと。(表面上はともかく心中はそうでした)
もうすっかり過去の事ですが、渡米前は社員教育の部署にいて、それなりに人前で話すことにも慣れていましたし、さらにはインストラクター経験さえあるのです。
一般的に企業はブランクのある人材を採用したがりません。特に結婚、出産、子育て、介護などのライフスタイルの変化で職を離れた人間が次のチャンスを捕まえるのは極めて難しいことです。
もっとも。さもありなん。
今日、本当に実感しました。
仕事の場から離れるというのは、なんと人間を衰えさせるのかと。
渡米して以来、キャリアのブランクが不利になることも充分理解していて、それなりのブラッシュアップは心掛けてきました。
英会話もかなりマシになりましたし、TOEICスコアも数百点上昇しました。
大学の講義も聴講し、プレゼンテーションを要求されるクラスも意識して取るようにしていました。
それでも今日の様です。
ちょっとずつ楽なほうに流されて日々を送っていたのではないか、時期がきたら仕事に復帰したいという希望が薄れてきていたのではないか…
帰り道、自問自答しました。
そう、今の私は大変お気楽な身分で、自分が何をしなくとも生活の心配はありません。仕事をしていたときのように、給与と引き換えに、与えられたタスクをお金をいただけるレベルで完遂するということは無くなりました。つまりはプロとして何かをやることはないのです。
毎日、成果を要求される場に身をおいていたのから、今の経済的責任のない暮らし(社会的、家庭的な責任はありますが)へ。それはいろいろと鈍っていくでしょう。
人によっては、キャリアから離れても、自分を律してそれまで以上のブラッシュアップを自らに課す人もいます。
少なくとも私はそんなに意志の強い人間ではないと自覚していましたので、仕事をすることこそがなにより自分を保つ、磨く術だと思っていました。今でもそうだと思っています。
現在、夫の駐在で渡米しているため、諸事情あり、こちらで就職する予定はありません。
ですから、私はより気をつけなければいけないはずです。意志が弱いなどと言い訳せず、自分でコントロールしていかなければ、職業人としてのスキルは落ちてゆく一方。
今回、同じ学生の前で模擬実習をするという機会を得たことは、自分の現状に一石を投じることになり、よかったと思いました。
ショックを受けたことだけでなく、あらゆる展開を想定して準備していき、臨機応変な対応ができたことは、“昔取った杵柄”に違いありませんでした。そこは錆付いてはいなかった!
ともかく、キャリアに関するコンプレックスを嫌な具合に育てててしまわないよう、もう一度考える時期にきているのだなと思います。
模擬実習はあと2回当たっています。とりあえず次回は、落ち着いてベストの自分をイメージして望みましょう。うん。
冒頭に愉快な話ではないと書きましたが、いつもとテイストが違ってすみません。。。明日からまた通常営業に戻りますので!
それでは。
写真がないので、今日の晩ご飯を。
トマトと紫蘇のサラダ。紫蘇大好きです。
蓮根きんぴら。
唐揚げ。
きんぴらを盛ったこのお皿、5年くらい前にリチャードジノリのファミリーSALEで買ったグラタン皿。グラタンなんて…と思ったけど、煮物やサラダを盛ったり、カレーやパスタもいける。凄く重宝してます。