sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

Season has come☆yamako、ABTのジゼルを見る。

 

こんにちは。

引き続き夫出張中につき、気ままに暮らしております。

結婚してよかった、と思う理由のひとつに食生活がきちんとしたことがあります。

だいたい1人になると、その辺りの適当なものを食べたり、ひどいときにはビールを飲んでおしまいにしたり…あんまり体によろしくありません。

でたらめに過ごしてきた20代、もう若くはないため、今でも同じように暮らしていたら、確実にいつか身体を壊したことでしょう。

さて、昨晩はリンカーンセンターのメトロポリタンオペラハウスにABT(American Ballet Theater)のジゼルを見に行ってきました。

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世界5大バレエカンパニーといえば、パリのオペラ座、ロンドンのロイヤル、ロシアのポリジョイとマリインスキー、そしてNYのABT。

例年、5月中旬から7月上旬まで、ほぼ毎日公演、演目は約1週間ごとに変わります。

キャラじゃないと笑われるかもしれませんが、yamakoはバレエが大好き。

己に持ち得ていないものに憧れを見出すのか、可憐なバレリーナ、華やかな舞台に魅せられて、この時期は毎週のようにリンカーンセンターに通っています。

だって安いんだもの、チケットが!

そう、ほぼ毎日上演しているため、上階になれば、かなりチケットが値ごろなのです。だいたい20〜25ドル也。日本で映画館に行くようなお値段です。

日本で、一目熊哲(熊川哲也さん)を見ようとしたら¥18000ですよ!熊哲料金加算で、通常よりも¥3000だか¥5000upになるのです。恐ろしいこと、Kバレエ!

私は1番チープなカテゴリーの席で、毎年4〜5公演を見ています。

そりゃ何百ドルもするオーケストラ席で見たら、素晴らしいに決まっていますが、私は一番上階のFamily Circleで充分満足。

今日もラン友のKさんに、

「yamakoちゃん、ABT、どのくらいの予算で見るのがお勧め?」

と聞かれたので、

「下手に100ドルくらいのチケットを買うなら、25ドルの席にして、幕の合間に泡飲むのがオススメ」

と伝えておきました。

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素敵なシャンデリアとダイニング。素敵なご夫妻やカップルはこちらのダイニングで舞台の前にディナー、幕の合間にデザートとコーヒーなどをいただくそうですが、そんなエスコートを決めてくれるハズバンドは居ません(実際にも。物理的にも。彼はダラスに行っている)ので、一瞥するのみ。う、うらやましい…

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私の座ったFamily Circleから舞台への眺め。

ダンサーの足さばきも、オーケストラまでもばっちりです。

ジゼルのストーリーは簡単に説明すると、

第一幕:

貴族の青年アルブレヒトは村娘ジゼルを見染めて、ちょっかいを出す。ジゼルは純情可憐なため、彼との結婚を夢見る。

が、身分違いのため、アルブレヒトは別の娘と結婚。事実を知ったジゼルは狂気錯乱して、死んでしまう。

第二幕:

ジゼルの死に、彼女の墓の前で、嘆き悔やむアルブレヒト。森の精霊ウィリたち(結婚前に処女のまま亡くなった乙女たち)は、裏切った男を死ぬまで踊らせて、殺してしまう。が、精霊のリーダー、ミルタにアルブレヒトの命乞いをする亡霊のジゼル。

アルブレヒトは夜明けとともに助かり、ジゼルはアルブレヒトに別れを告げ、天に登って消えていく。

…というようなあらすじ。

見所は、第一幕の錯乱した狂気のジゼルと第二幕のウィリたちの群舞でしょうか。息をのむほど綺麗です。

昨晩はジゼル役のバレリーナのラストステージだったため、閉幕後にはカンパニーの皆から1本ずつの百合(ジゼルでは作中に百合が出てきます)をプレゼントされていました。

はー、素敵でした、うっとり♡

毎年少しずつ演目は変わりますが、あとはSleeping Beauty、ロミオとジュリエット、Swan Lakeを見るつもりです。

 

さて、今週からNYRRのランニングクラスに復帰します!ずっと膝を故障していたので半年ぶり。

早速、1日目の今日からニューヨークにしてはあり得ない湿気と30度近い暑さ。

確実にバテることでしょう…し、死んできます。

それでは。