sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

yamako、ABTのRomeo and Julietを見る/家族友人の訪問について思うこと

こんにちは。

引き続き、マダムMは我が家に滞在しています。なんと彼女、インフルエンザにかかり、今週頭から寝込んでしまうという事態に。

せっかくのニューヨークステイなのにホントにお気の毒です。

当初、ニューヨークステイの前半を我が家に、後半はまた別のお宅に滞在する予定だったのですが、その御宅には幼児と妊婦である奥様がいるため、万が一にも感染でもしたらまずいでしょう…ということで、我が家に全ステイになりました。

約9泊10日…ちょっとお互いにとって長すぎるため、私、今少し疲れております…。

病人をおいて出掛けるのもなんでしたが、彼女自身も、自分の為に、私がこれ以上予定をキャンセルしたり、変更するのは申し訳なさそうだったので、出掛けてきました。

ABT、水曜日昼の部、Romeo and Julietに。

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昼のリンカーンセンターもまた素敵。晴れていたから噴水が青空によく映えていました。

ABTは、基本月曜〜土曜日7:30(土曜日だけ8:00)開演ですが、水曜、土曜日の両日だけ昼の部2:00の会をやっています。

昼はお年寄りやお子様が多いかな。服装もみんなスーパーカジュアルです(笑)

今回はあらかじめ買っておいたチケットではなく、劇場に行って空席を求めました。

開演30分前の直前だったこともあり、なんとバルコニー席を$25でゲット。まあ、中3階席なんですけど、売りに出していなくて余っているから、売ってくれたみたいな。

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舞台右手のバルコニー席、4人のボックスを私1人で占有です。ラッキー!

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オーケストラに近いから、指揮者や演奏者がよく見える!

ただし、舞台の右手前で何かやられると身を乗り出さなければならない。

有名なロミオがジュリエットに忍んで会いにくるシーン、ジュリエットの頭が切れて見えませんでした(笑)

今シーズンのRomeo and Juliet、とても素晴らしかったです。今シーズンはジゼルから始まって、the sleeping beauty、これが3本目でしたが、1番良かったかも。

私は素人なので良くわかりませんが、今シーズンのABT、物凄く演出と衣装が変わったような…特にSleeping Beautyなんて、オーロラが眠りから覚めた後の結婚式に童話の色々なキャラクターをさんざん出してきて(赤ずきんちゃんまで!)ちょっと学芸会みたいでした。あれは改悪でしょうー。

水曜日のRomeo and Julietは男性ダンサーの踊りに見応えがあり、ジュリエットはちょっとお転婆すぎる踊り手だったけど(笑)スタイルが良くて可愛らしかった!

ロミオ役がすらーっと長身の王道王子ダンサーで、なんといっても友人のマキューシオ(決闘して命を落とす役)がチャーミング。ロミオ役のダンサーより、ちょっと身長低めの筋肉質の身体で。彼、すごく素敵でした〜!(yamakoは筋肉質フェチです)

ちょっと名前をチェックしちゃおうかな、と思ったくらい(笑)寝ているマダムMを置き去りにするのは忍びなかったけれど、思い切って出掛けてよかったです。

さて、もう一つの副題、家族友人の訪問について。

駐在家庭に日本から遊びにくる友人知人、もしくは家族の傍若無人ぶりやそのおもてなしの大変さについては、ブログなどでこぼされている方は結構います。

私も正直なんだかな…って思うことがあります。 

マダムMをはじめ友人たちは割と海外慣れして自分で行動できるので手もかからないし、こちらから是非泊まってねと声を掛けているからいいのですが、

1番びっくりしたのは、前職の後輩ですね。

後輩というほど関わりはなかったし、日本で個人的に遊んだこともないのに、「遊びに行ってもいいですか♡yamakoさんの御宅に泊めてください♡」という打診が2年連続でありました…

「(別にご自由にどうぞ。ニューヨークにくるのに私の許可なんていらないし。)うん、時間が合えばお茶かランチくらいしましょうね。」と知らん顔しておきましたけど、なんだかね…。

あともうひとり…これはもう愚痴ですけど、高校時代のクラスメイト。「こちらもこちらの生活があるから、全部付き合えないよ、それでもいいならどうぞ」と話してあったのに、いざやって来たら、縮こまって1人ではどこにも出掛けられない、簡単な買い物の英語も話さないで、結局つきっきりでのお世話になった人がいます。

そりゃ、ニューヨークの英語は早くて分かりにくいし、私だってやって来た当初はマックやスタバの注文さえままならなかったので、外国人(言葉が分からないと、お客でも邪険にするアメリカ…)が怖いという気持ちは分かりますよ。

でも、いい大人が恥をかきながら、ここまでになったんだから。

渡米前の海外旅行だって、フランスで下手な英語を話してフランス人にピシャリとやられたり、いろいろとありましたよ。それでもそれ込みで楽しむのが海外旅行ってもんでしょう?(違いますかね?)

なんだか終始、負んぶに抱っこの彼女に呆れてしまったし、夫と3人で食事に行ったときに、自分が1番がばがば飲んでおきながら、お金を出さなかったこと、ちょっとね…ってことが滞在中にありました。

仲の良い友人や家族が来て、一緒に過ごすのは楽しいし、歓迎だけど、迎えるこちらは平常運転中、日常のさなかってことを忘れないで欲しいです。

自分の時間やお付き合いでいく観光にかかる費用(ミュージアムや各種観劇代、外食費)を差し出しているということ、結構分かっていない人がいます。

だんだん、私も自己防衛本能が働いてきて、

よほどの人で無ければ自宅には泊めない、ミュージアムもミュージカルも自分が行きたくなければ、案内だけして勝手に行ってもらう。

食事も外食が続くと体調が悪くなるから、と断る。

などとストレスを貯めないやり方が分かってきました。

前述のクラスメイトは例外で、殆どの友人たちは皆、事前に日本から持ってきて欲しいものなどを聞いてくれて、山ほどお土産を抱えてきてくれたうえ、一緒に出掛けたときのランチやお茶をお礼だといってご馳走してくれる気遣いがありましたし、観光も自分1人でも楽しんでいました。お互いに気持ち良く、楽しい時間を過ごしました。

遠く日本から来てくれるのに、私の心が狭いのか…と思ったときもありましたが、遊びで来てるわけではないですからね。

海外の人気都市、ニューヨークをはじめアメリカのメジャー都市、シンガポール、ヨーロッパの各都市で駐在されている方のおんなじような悩みをブログなどで拝見したことがあるので、ままあることなんでしょう。

自分は同じ事をしないようにしようと誓いつつ、さすがに9泊10日は疲れるな…と今日はひさひざさのジャンクフードに走ったワタクシ。

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FIVE GUYSのハンバーガー。私はSHAKE SHAKEより好みです。


すみません、なんだか愚痴のブログになってしまいました。

でも、例外中の例外、それは親、特に母親です。日頃、離れて暮らしてさみしい思いをさせていますから、どんな我儘も叶えて差し上げる下僕になります、喜んで。

そんな母親ですが、月末に2年ぶりやってくるのです。


それでは。