嗚呼、日本☆yamako、愛しき食い倒れの日々。
こんにちは。
日本滞在4日目になり、今朝はようやく5時過ぎまで眠ることが出来ました。大体寝つきが悪く、早く目覚めてしまう時差ぼけ、日中眠さを堪えてフル活動してる賜物です。
さて、到着以来、東京での所用をこなしながら、友人たちと、そして1人でも美食の日々、喰い意地がこれでもか!と炸裂しております。
金曜日、特にすごかったですね…。
朝ラン後、11時の開店目指して、東銀座の“ちょうしや”にコロッケサンドを買いに行ってしまいました。
☆ちょうしや@東銀座
http://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13012798/
知る人ぞ知る名店、揚げたてのコロッケやハムカツをサンドイッチにしてくれる“ちょうしや”ですが、このお店、4年ぶり位。
なぜならば、平日しかやっていないので、日本にいる時から、有休など特別な時にしか買いにいくことができない。
サンドイッチは注文が入ってから、おかみさんがひとつひとつ作ってくれるのです。会計はおじいちゃま(ご主人)。たったの280円、ひとつしか買わない私にも気持ち良いほど素敵な「ありがとうございます」を言ってくださり、丁寧にお釣りの小銭を手渡してくれる素晴らしさ!
この店が長年にわたり愛されているのは、味だけでは決してあるまいよ、です。
パンはコッペパンか食パンが選べ、今日はコッペにしました。もう久々過ぎてどっちが良かったのかすら忘れちゃってました。
このレトロな!出来立ての包みを抱えて、ホテルにとんぼ返り。地下鉄の中でも嬉しくて、何度も何度も、包みの暖かさを確認していました。
こちらがコロッケサンド。
うう〜、コロッケが美味しい!サンドにしてソースと油を吸ったパンが美味しい!ちょっと冷えて味が馴染んだのが更によい。
もう最高ですよ、ちょうしや。私はこの店が好き過ぎて、真剣に東銀座にオフィスのある同業他社に転職しようと考えたことがあるくらい。嗚呼、東銀座のOLが羨ましい、300円で毎日幸せだな!
そして、午後からは有休をとって、私の帰国を待ちわびてくれていた友人と落ち合います。
12時にコロッケサンドを食べたばかりなのに、
午後1時…キルフェボンでお茶(笑)
甘いものにそこまで執着はありませんが、帰国して食べたいスイーツは、虎屋のあんみつ、紀の善の抹茶ババロア、赤坂しろたえのシュークリーム、そしてキルフェボンのフルーツタルト。
流石に全部は時間的にもカロリー的にも無理なので、今回はキルフェボンに行きました。
昨年の一時帰国でふらりと青山店で買ったオレンジのティラミスタルトが本当に美味しかったんですよ。
友人はイチジクのタルトです。
ニューヨークにもHARBSが出来て人気ですが、キルフェボンも来たらいいのに!でも、こんなに美味しいフルーツ、調達不可能だから難しいんでしょうね。
ちなみにキルフェボンの発祥静岡県ですよ。皆さん、知ってました?(静岡県人の自慢)
さて、お茶の後は、6時に予約している門前仲町の“志づ香”目指してベストコンディションを目指します。
銀座から日本橋までふらふら買い物などをして歩く。本当はあと二駅、門前仲町までとも思いましたが、如何せん嵐のような天候で断念しました。
ところでこの日、一緒だったMという友人。喰い意地で固く固く結ばれた私の親友のひとりです。
彼女はもともとは、前職の先輩(他部署)で、30過ぎて出来た親友なのです。友人は沢山いますが、大人になってそんなに仲良くなるのはレアケース。
私の部門の先輩が、
「2人は絶対に合うから。」
と、引き合わせてくれたのですが、彼女の根拠は私らに共通する喰い意地に違いない。
社内で超絶キレ者との誉れ高い彼女にビビっていたのが、今じゃ嘘のようです。
“people who love to eat are always best people!”
かの有名な料理研究家ジュリア=チャイルドの名言。彼女との間にぴったりなフレーズ。
さて、門前仲町の“志づ香”です。
☆深川 志づ香@門前仲町
http://s.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13003006/
東西線、門前仲町駅の裏にひっそりと構えるこちらとはもう10年以上の付き合いでしょうか。
大学時代バイトをしていたゼネコンのおじさまに連れて来ていただいたのが最初だから、かなり昔になりますね。
当時38〜40くらいだったこの“おじさま”は、よく食べよく呑む私を大変可愛がってくれた“食の経験値的”大恩人。私にお酒と美味しいものを教えてくれた先生。でも今考えたら、彼も結構若かったんですよね。今の私とあんまり変わらないじゃん(笑)
お料理は6300円のおまかせが基本ですが、常連の高齢の方々に限ってはアラカルトが許されるみたい。
この日は、
茶豆、冷やしとろろからスタートして、
お刺身は、鰹の漬け、シマアジ、ひらめ、あおさ。
穴子の白焼きは脂が♡山葵をのっけていただきます。
エビしんじょを椎茸にオンしたあんかけ。
イカのおかき揚げ。
南瓜の胡桃味噌焼き。
〆は稲庭うどん。胡麻だれか生姜醤油か選べます。
うーん、今回も堪能しました。
個人的に5000円、6000円のレンジで勝負する料理屋のなかではこちらが好きですね。
あとは長年暮らした新宿の菊うらかなぁ。
もっとお金を出したならいくらでも贅沢な食材を使うようなお店があるんですけど、こちらには大将一人で全てを、さらに目の前で仕上げてくれる、なにものにも変えがたい贅沢があります。
お酒も瓶ビールと冷酒3種くらいしかありません。が、それがまたいい。
こちらでは、つべこべ言わないで、大将におまかせすれば、その日の美味しいものにありつけますから。
今や1年に一度くらいしかいけませんが、日本ではなくアメリカにいると大将に告げたらびっくりしていました。私はすっかり三十路半ばの大人になりましたが、大将はこの10数年、姿が全く変わっていません。
こちらのお料理はかなりボリュームが多いので、あらかじめ少なめにしてくださいとお願いし、〆の稲庭うどん(これが神がかりな旨さ)まで完走。
でもやっぱりお腹がはちきれそうになり、二人、夜の永代橋を渡り、茅場町まで歩いて帰宅したのでした。昨年も全く同じことしてた!(笑)
そんなこんなで素晴らしき美食の日々in Tokyoは今夜まで続きます。走っても走っても足りない…。
他には私の第二の実家、新宿御苑前のワインバー、ボヌールで、ブルゴーニュのピノとマダムのおばんざい。
嗚呼、素晴らしき美食の日々よ、東京の日々よ。
それでは。
今日、北海道マラソンの方、頑張ってください!
E氏、ごいさん!快走をお祈りしています!