静岡満喫中☆yamako、法多山に厄除けに行く/お蕎麦に温泉、ガリガリ君で大満足の巻。
こんにちは。
変わらず実家の日々を過ごしています。特に大した用もなく、ちょこまかとした買い物をしたりしながら、母と猫との穏やかな時間です。
ですが、コーチから“フィジカルの維持”を言い渡されていますので、毎日10km程度走っています。
今朝も走りました。起床時には曇りで意外に空気も涼しく、なかなかのラン日和♪と思ったのですが、なにぶん、日本の湿度に不慣れな身体です。無理はしないと、今日はマラニックショートバージョンにしました。
向かったのは、実家から5km程行ったところにある法多山。
静岡県西部の人間にはお馴染みの初詣スポットで、袋井市にある油山寺、可睡斎と合わせて遠州三山のひとつです。
袋井市の小中学生には、遠足、写生の定番で、私も子供時代から何度来たか分からない程、訪れています。
この5kmというのが子供の脚ではなかなか辛く、
法多山で写生か…遠い...絵描く迄に疲れるなぁ…
などと子供時代は思っていたものです。しかしながら三十路にしてランナーとなった今では、片道30分。登り基調、湿気の中を走り、汗だくでかなり消耗したものの、あっという間についてしまいました。
山道は走るわけには行きませんから、自販機でお茶を調達し、給水しながら、ゆっくりと本堂を目指すことに。
遠州三山のうち、法多山が一番自宅から近いというのもありますが、本堂までがまた山道で歩くので、走る以外にもトレーニングになる、そういうチョイス。
樹齢のありそうな木々が立ち並ぶ山道。一応、行基上人が開山した由緒あるお寺なのです。
しかし…階段が長いな…
これは近頃修理された石段ですが、昔は一直線でもっともっと急でした。
上がり切るもまた階段…。
だんだん脚がぷるぷるしてきました。いいぞ、法多山。狙い通りじゃないか。
やっとのことで着きました。こちらが本堂です。
せっかくやってきたのですから、ちゃんとお参りもします。
ベルリンマラソンでサブ4出来ますように!
注意☆厄除けの観音様です。
途中で膝が痛くなったりしませんように…
横っ腹が痛くなったりしませんように…
飛行機が遅れたりしませんように…
たったの10円でお願いしすぎだとおもいますが、ようは勝負レース、ベルリンマラソンでなんらアクシデントが起こらないようにと熱烈にお願いしておきました。
厄除け観音だからね。子供の頃からのよしみでひとつよろしくお願いします!
さて、下山です。
本当に山の中なんですよ。こんな田舎で誕生した私が、よもやのニューヨーク暮らしになるとは。観音様でもわからなかった運命…などと思いつつ、下山道を行きます。
法多山の名物といえば、厄除けだんご。これがなかなか美味しい逸品なのですが、今日は走って帰らねばならないため断念します。
一皿200円で茶店でも食べられますし、お土産は一箱6つ入りで500円です。で、茶店のおばちゃんが同級生のお母さんだったり(笑)こちらもまだまだ私の学区なもので。ホント、田舎の学区は広いんですよ。
此方が仁王門。
小学生のときに、写生大会でこの建物を描いたんですよねぇ。
仁王門の後は、参道の茶店(こちらも同級生の実家)を抜けて、復路です。
帰りは街に向かって、大抵緩やかな下りなので、25分程度で帰宅しました。
お腹が空いていたのですが、今日はこの後に母とお蕎麦を食べつつ、掛川市のならここ温泉に行く予定だったので、コンビニでこちらを。
ガリガリ君(笑)
ラン後のガリガリ君、最高!いつも皆さんがラン後にコンビニでガリガリ君買って食べてるのがうらやましかったもので。
グレープフルーツ果汁がふんだんに使われた大人のガリガリ君90円也も見つけましたが、私はこのソーダ味が食べたかったんです。
ガリガリ君、60円に値上がりしたんですね、知らなかったよ…。
おかげさまで一時帰国中に是非とも果たしたかったひとつ、“ラン後のガリガリ”を叶えることができました。
いやね、本当にこういう小さな願望を馬鹿にしないで叶えておくって大事なことなんですよ。
海外生活、どうしても日本と同じようには行きませんし、一時帰国でも限られた時間ですから全てを満たすのは無理なんですけど、まあ出来るだけね。
こういう小さな満足が、またあちらでの生活の活力になる気がします。
さて、午後からは母、オススメのお蕎麦屋さん、蕎麦招人 仟‐SEN‐に行ってきました。
今日は2人とも小えびのかき揚げとせいろ蕎麦。
かき揚げが食べさしですみません…(笑)お蕎麦は香りがちゃんとしているもので、つゆに柚子の皮を浮かべてくれているのも良かったです。
そして、さらに車を山奥へ走らせること数十分、ならここの湯です。
入湯料は510円。地元のお年寄りたちが回数券を買って毎日来ているようなローカルスポット。露天風呂は全方向、山しか見えず開放感がある温泉です。
フロント前には地元の農家が出店している野菜や果物を置くスペースもあります。今日は母親が梨を買っていましたが、はたして甘いでしょうか。夕食後のデザートになる予定です。
そして湯上がりの一杯。
流石に車を運転せねばならないので、近くにある柴田農場“しばちゃんちのジャージー牛乳”です。
しばちゃんちは、カフェを併設していで、自分のうちの生乳で作っているソフトクリームやスイーツなんかをいただけるみたいですよ。
午後中、母に付き合ってもらって、美味しいお蕎麦が食べたい、温泉に入りたい、という欲望も満たすことが出来ました。
お蕎麦屋さん、ならここの湯、しばちゃんちはだいたい連続で行きやすいので、掛川市の付近でお出掛けになる場合にはセットで是非どうぞ。
さて、明日は兄の挙式の関係で浜松市に宿泊しますので、今夜が実家での最後の晩餐になります。
なんだか早かったですね。最後くらいは母を手伝って、私も何品か作ることにしたいと思います。
それでは。