sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

ただいま、NY☆yamako、楽しかったベルリンand moreを振り返るの巻。(CityNightLine)

こんにちは。

そして、ただいまNY!

楽しかったベルリンマラソン旅行から、おとといの晩、無事に帰宅しました。

応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

いつもコメントくださる方も、私が知らないところでこのブログ読んでくださっている方も、皆が私のレースを気にしてくださっているというのは大変心強いことでした。

改めて御礼申し上げます。

…そして、サブ4出来なくてゴメン!

今後、レース出走までのドタバタ(言い訳もどきにもとれる)書くんですけど、今回のタイムはおおよそ実力通りとまずは言っておきますね。

もしかしたら、今のyamakoにしたら上出来な部類に入るのかもしれません。

それでも…レースには“たられば”はないのですが、やっぱり振り返ると考えちゃいますよね。

あのときのアレが無ければ…、とか。

だから、ランナーはまた新たなレースに挑戦するわけでして。

レースのこと、ベルリンの街のこと、ミュンヘンのオクトーバーフェストのこと、初めて乗ったドイツ寝台車のことなどなど書きたいことが盛りだくさんです。

しばらくはこのブログ、ベルリン&ドイツネタでしょう。またよろしくお願い致します。

 

さて、ベルリンから移動したミュンヘンのオクトーバーフェストでドイツ人のこの祭りにかける本気に驚愕し、2時間ちょい移動した街にあるノイシュヴァンシュタイン城(ディズニーのシンデレラ城のモデル)をたずねた後はフライトの為、またベルリンに戻りました。

ミュンヘンへは行きも新幹線のようなICEという高速鉄道(それでも6時間!)でやってきたのですが、電車が甚く気に入ってしまったyamakoは復路は寝台列車に乗ってみることに。

22:15 ミュンヘン発→ 翌8:04 ベルリン着のCity Night Lineです。

シティナイトライン - Wikipedia

この寝台列車の個室は、シャワー洗面所完備でホテル並の設備を誇っているんですけども、やはり人気があり、ドイツに行ってからいきなり席が取れるようなものじゃないんですね。

…で、yamakoの乗車したのは二等の簡易寝台車両。

これが一部屋に三段ベットを2台置いたMAX定員6名のタコ部屋(笑)のようなもの。

共同で洗面室はあるものの、もちろんシャワーはついていません。

そして1番の問題は、どんな人と相部屋になるのか分からないということ。

流石に男性と同室はありえないので、チケット売り場のおばさまに、女性専用車両にして、と強く言ってチケットを買ったのです。

ま、あとは何とかなるでしょ、という能天気ぶり。

22:00頃、ミュンヘン駅に入ってきた列車に乗り込み、自分の部屋を探します。

探し当てた部屋に入るといきなり、暗闇に光る目玉が4つ(笑)

ぎゃー、いきなり怖い…ジプシーか。(いま、ドイツは難民を沢山受け入れているので)

恐る恐る近寄ってみると、これが可愛らしい若いお母さんで、金髪のちっちゃな坊やを連れていたのでした。

挨拶を交わして、少し喋りましたが、彼女はドイツ人でベルリンに生まれて以来暮らしており、坊やをつれてミュンヘンの知人の家に行った帰りとのこと。

同室が子連れのお母さんということでようやく安心しました。これは悪いことしないでしょうと。

部屋は車掌に切符を見せた後、中から施錠出来るようになっていますが、なかのメンバー自体が危険であれば、そんなの恐ろしいだけでしょう。

密室犯罪!!

そんな四文字が頭をかすめます。

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残念なことに、あまりに疲れていて、あまり室内の写真をとらなかったんですよ…。

6人部屋仕様でしたが、今は4人部屋で乗客を入れているらしく、三段ベットの真ん中は上段にくっつけてたたんでありました。

寝台はせまーいシングルベットで、きちんと洗われたシーツと毛布、まくらがセットされていましたね。

そして横になるわけですが、これが揺れる揺れる、列車の振動が伝わりまくり。

これは車酔いする性質の方は絶対にやめておいたほうがよいでしょう。

寝れないだろう、これ…、

と私も思ったものの、いやはやマラソンの疲れ、長旅の疲れ、飲み疲れ…さらにミュンヘンのビアホールでいただいたビールの酔いもあり、結構早朝までぐっすりでした。

寝台車両のほか、食堂車両もあり、寝れなかったら、とりあえず飲んどけばよし、と思っていたのに、気がついたら朝でしたね。

同室になったぼうや(2歳児)も本当にお利口な子で、夜泣きもぐずりも全くなく、朝まで大人しく眠っていました。

これで、運賃(寝台料金込)81ユーロ。

ベルリンまでの航空券と一泊分のホテル代を考えたら格安です。

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※ベルリン中央駅。大変機能的な新しい駅。ドイツW杯にあわせて作られたそうですよ。

若干体にダメージを残したまま、ベルリンに着きましたが、もうあとは飛行機に乗って帰るのみですから、これはこれでよかったように思います。

でも、もうタコ部屋はない…。

今回はたまたま、同室が良い人だったからよかったものの、やっぱりもう私もバックパッカーの真似事するほど若くないですからね。

次回、ヨーロッパを旅する際には、前々から一等車両のデラックス個室を予約したいものです。

こちらも飛行機やホテル代を考えたら十二分にリーズナブルだと思います。

さて、ベルリンやミュンヘンのような大都市のセントラルステーションには、私のような長旅からたどり着く乗客も多く、駅内にシャワー施設が完備されています。

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駅内に無料の公衆トイレはなく、こちらで1ユーロを払い、トイレも使用します。

ミュンヘンからタコ部屋で当然シャワーなど浴びず、汚ないままですから、こちらに直行したのです。

…が、なんだか故障だか清掃中…

もう、汚いままでよい、とそのまま顔だけをクレンジングシートでふき洗顔。あとは歯を磨かせてもらいました。ちなみにシャワーは7ユーロです。

飛行機で隣になった方、すみませんでした…。

さてベルリンに戻り、ニューヨーク迄7時間ほどのフライト。

日本からベルリンって、驚いたことに直行がないのですが、ニューヨークからはJALと同じOne WorldチームのAIR BERLINというマイナー飛行機が飛んでいますので、今回もそちらを利用してます。

もうレース前は、私にしてはすごいでしょ。10日も禁酒してましたからね。当然行きのフライトでは、大人しくガス入りの水やオレンジジュースなどを飲んでいたわけです。

そのウサを今晴らすべく…

呑む。

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さらに呑む。

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今回、ヨーロッパに行ったにもかかわらず、これがワイン1杯目…。

たかが格安エアーのエコノミークラスのワイン…と飲んだら、これが結構いけるワインでした。もはや、単なる雑な酒飲みに成り下がった気がしますね。。。

ボトルから注ぐのが面倒という理由でしょうが、サーブする前にデキャンタしてあったから??

空飛ぶ居酒屋でひとりお疲れ会なうち、飛行機はあっという間にJFKに到着してしまいました。

その後自宅に着き、夫と顔を合わせないまま、夕方5時から翌日朝5時迄12時間眠り続け、昨日から職場復帰しています。

さて、明日はレース前のお話を書くつもりです。…本当に今回、いろいろあったんですよ…。

それでは。