sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

Rotterdam Marathon完走記④ゴールへ。You'll Never Walk Alone!

こんにちは。

昨日、シカゴマラソンが当たって、嬉しさのあまり小躍りしていましたが…なんか周りが全員当選しているっぽい(笑)まあ、いいや。

しかし、慌ててホテルを確保しようとしたんですけど、スタートゴールの公園周りは高ーい!!500ドル超って誰が泊まるのか。。。マラソンってそんなに高額所得者のスポーツ?

NY⇆シカゴの飛行機の方が安いです。。。アメリカの国内線は割にお値ごろなので。

友人が泊まっていたボストンの800ドルじゃないですけど、私的に、お財布がかなりイタイ…。一応、一部屋は押さえたのでこれから気長に条件の良い宿(安い)のキャンセル待ちをしたいと思います。

さて、今日はロッテルダムマラソン完走記④です。

 

どこからともなく聞こえてきた歌声に下を向いていた顔をあげると、なんと沿道の応援が歌っているではありませんか!

り、Lee Towers…じゃない、地元の人たちが歌ってる!

When you walk through a storm
(嵐に出会った時は)
Hold your head up high
(前を向いて行こう)
And don't be afraid of the dark.
(暗闇を恐れてはいけない)

At the end of the storm
(嵐の向こうには)
There's a golden sky
(青空が待っている)
And the sweet, silver song of a lark.
(雲雀が優しく歌ってる)

Walk on through the wind
(風の中を行こう)
Walk on through the rain
(雨の中を行こう)
Though your dreams be tossed and blown.
(たとえ夢破れようとも)

Walk on, walk on
(歩こう 歩き続けよう)
with hope in your hearts
(希望を胸に)
And you'll never walk alone
(そうさ 一人じゃない)
you'll never walk alone.
(一人じゃない)

 

この土壇場にきて、スタートで聞いた“You'll never walk alone”。

…もうなんか涙出てきた…。

そうだ、あとたったの3km弱。キロ6で走ったって間に合う。苦しいのはあと15分ちょい、もう一度、気持ちを強く持つんだ。

私が計測マットを踏むたび、仲間が見てる。冒頭から不調でお話にならないレースだったならともかく、この40km近くまで積み上げて、挙げ句、

脚が痛かったんで、サブ4出来ませんでした。。。

それはない。もしそんなことになったら、もう私は送り出してくれた仲間のとこに帰れないよ。私より何倍も努力している人たち。。。会わせる顔がないもの。

また走り出す。心なしか、歌声が背中を押してくれてる気がする。自分の走りが加速し出したのを感じる。

40km地点 5:39/km

周りの応援が大きくなり、ロッテルダム特有の近代建築が見えてくる。でももう前以外見る余裕はなし。

41km地点 6:02/km

また少しペースが落ちる。

頑張れ、私。周りには抜かされてもいい、でも自分にだけは最後まで負けるな。粘る、最後まで粘る。

残り1kmを超えて、コーナーを曲がり、ついにロッテルダムのメインストリートへ。ここからゴールまで残り数百m。

沿道とコースが触れてしまいそうなほど近い。爆音のような歓声が響く中、ひた走る。

脚は…痛い、なんかもう引きちぎれそう。いや、本気でちぎれるときはちぎれるだろ、何ならちぎれてみろ。

沿道から、yamako!yamako!と大歓声が飛ぶ。

…アレ、皆、何で私の名前知ってるの?…でももうそんなことはどうでもいいや…。

ゴールゲートが見えてくる。そして、この辺りから不思議な感覚を経験する。丸でゴールに引き込まれていくような加速。

もうガーミンは見れていない。

最後のラップ、5:16/km

飛び込む、

ゴールに飛び込んでFinish!!

ガーミンを恐る恐るみると、3時間58分。

あ、なんかサブ4出来たっぽい…。

あー、サブ4だ!!

その後、ゴール直後は放心してしまって、立ち竦んでしまっていました。もう魂が抜けた。。。

余りに動かなかったからなのか、係りのおじさまたちがやってきて、

大丈夫?気分悪いの??メディカルいく?

と尋ねてくれるも、もはや言葉が出て来ず、出たのは涙。はらはらと目から零れ落ちる。

おじさまたち、『どっか痛いの?苦しいの?』と益々心配してくれて、ストレッチャーまで持って来てくれたけれど、ようやく、一言呟く。

I'm fine...、Thank you. なんかほんとにありがとう。

ランナーの波のなか、少し歩いて、お水を貰って、ブロックに腰を下ろす。そして見上げた空は青かったなぁ。ホントに綺麗なスカイブルーでした。

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そうこうしているうちに、目の前を一緒にNYからやってきたKくんが通ってあっさりと再会することが出来ました。

泣いたのは内緒。もう汗だか涙だか、という顔になってるから分からんでしょ。

照れもあり、

私、サブ4だったよ!やったあ!

と彼におどけて体当たりしてみる。向こうも42.195km走ってきた後なのにごめんなさい(笑)でも大男だから問題ないよね。

自分も疲れてるだろうに、

ホント!yamakoさん、やったじゃん。よかったねー!!

と目をキラキラさせて喜んでくれた。優しい人です。一緒にロッテルダムにこられてよかったよ。

2人、またランナーの波を歩いてく。ボランティアから一輪の薔薇の花をいただく。

そして、ここでサプライズが、

Kettiさん!

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私が青。横の彼女、kettiさんは2年前、NYに一夏遊びにいらしていて、知りあったランナーで、オランダ在住の日本人です。

ゴール前で会う約束はおろか、私がロッテルダムを走ることも知らせていなかったのに会えてしまった。

これもサブ4で走り切ったご褒美か。Kettiさん、サブ4くらいだもんなー。

なんだー、来てるんなら連絡してくれたら良かったのに!おらんだーず(在オランダ日本人の走友会)の打ち上げもあるのに!

私がオランダにまで走りにきたことを、とっても驚かれていたけれど、私がロッテルダムマラソンを知ったのはこのKettiさんからなんですよ。

サブ4したすぐ後だっただけに、何だかミラクルという感じで、嬉しかったなぁ。。。胸がいっぱいでした。

リザルトです。

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歳がバレますな(笑)私、35です。

ホント、良くやったよ〜。私、良くやった!

一体、ゴールから私を引っ張ったものは何だったのだろうか。

ロッテルダムの声援?

ニューヨークの夫や仲間?

それともこのブログの読者の方々か。

何にしても私1人でサブ4出来たわけないと心の底から皆様に感謝しております。

そう、

You'll Never Walk Alone!

 

完走後記に少しだけ続きます。