プロヴァンス旅行記①天空の城、Gorde/Fontaine de Vaucluse!
こんにちは。
今回からプロヴァンス旅行記を書いていこうと思います。
…はじめに断わっておきますが、この旅行中、本当に走らなかったです…やっぱ、夫がいるとダメだね←人のせいにする(笑)
TGVアヴィニョン駅に降り立ち、夫とはこちらで落ち合う予定です。
彼はロンドンからマルセイユ空港に飛び、レンタカーで私を拾いにくる手筈なのです。
はたしてロンドンからのるEasy Jetとかいう怪しいLCCは大丈夫なのか…
不安が若干過ぎりますが、まあ気長に待ちましょう。
2003年に出来たモダンなTGV駅にあったエリックカイザー(日本だとメゾンカイザー)で“1664”をいただきながら、彼を待ちます。
私の到着から送れること30分、夫と無事に合流出来ました。
さ、ここからレンタカーでプロヴァンスを巡るのです。
最初の目的地はGorde(ゴルド)。プロヴァンスで最も美しい村のひとつで天空の城ラピュタのモデルとなった場所。
この晩はゴルドのオーベルジュに宿をとっていたので、まずはそちらにチェックイン。
石造りの建物に南仏の植物たちが彩りを加える可愛い宿です。
家族でやっている10室程度の小さなオーベルジュは料理自慢とのこと。
うちは夫がお酒が本当に弱いんですけど、ちょびっとくらいはワインなど楽しめるように、初日は宿とレストランが一体となったところを選んでみました。…潰れても安心、部屋はすぐそこだから!(私の本気に当てられてもね)
宿での夕飯はプール横のテラスでいただきます。
アミューズ、前菜、メイン、デザートのコース。
ほうほう~、ここにきてから、ロゼはもうどこで飲んでも美味しいわね。
よく分からない写真だけど、私のメインはステーキに、茄子に魚の身を詰めて焼いたもの。夫はコッコーバン(coq au vin)。
驚くほど美味しいわけではないけれど、丁寧にきちんと作られているお料理は旅の疲れを溶かしてくれるもの。
宿のお父さんに勧めてもらった南仏ミネルヴァワのワインも良かった!
このオーベルジュに泊まったのは正解でしたね。
ちょっとだけ言わせていただくと…季節がら蚊が大量に発生して凄く刺されました…。途中、我慢できなくて宿の娘さん(パリ帰りの美人)に虫除けスプレーをお借りしました。
そしたらね、周りの人、皆、次々にスプレーしに席を外す(笑)…皆、かゆかったんだね…
初秋のプロヴァンスに行く方、虫除けスプレーとムヒ必帯です。
さて、一夜明けて、熟睡ののち気持ちの良い朝です。
昨日と同じテラスで朝ごはんをいただき出発です。
ゴルドのお城を目指して車を走らせること数分、絶好のview pointでゴルドの全景が現れたっ!
おおっ、おおっ〜!!すっばらしい!!
このスポット、5分だけ駐車が出来るんですが、皆、世界中から来ているから英語やフランス語はもちろん、何語か分からない言葉も聴こえるんだけど、皆一様に感嘆の叫びです。
さ、お城に向かいますよ。私達は城の下の駐車場(4€)に停めてテクテク歩いていきます。
途中、先ほどのview pointが見えました。
あー、あの辺りのホテルに泊まったら絶景だったでしょうねえ。
こちらがお城のある中心広場。
小路。
城下を見下ろして。
全てが石を積み上げて出来た(ボリーというらしい)街。
15分くらいで散策出来る規模で、今やカフェやお土産物屋さんが並びますが、本当に可愛いところ、そして見下ろす景色も絶景。
散策していい感じに喉が渇いたので、、、
街中のテラスで朝ビール♡
これですよ、旅の醍醐味(笑)
夢の天空の城ゴルドを後にして、次はそちらからあまり遠くない、Fontaine de Vaucluse(フォンテーヌ ド ヴォークリューズ)、ヴォークリューズの泉へ。
本来、ゴルドといったらラベンダー畑で有名なセンナク修道院でしょうが、残念、もう枯れちゃっていますからね…ああ、本当は7月に来たかった…。
村の中心広場からテクテク15分くらいかけて水が湧き出ている洞窟を目指します。
しっかし暑い…。南仏の昼間は灼熱です。。。チリチリと肌を焼く太陽…私、さらに日焼けするのか…。
水場は涼しかろうとやってきたのは、完全に見当違いでしたよね。
しかし水の透明度は素晴らしい。
鴨たちも嬉しそうだ。
この水、奇跡の透明度!そして水辺は凉しく、水はとっても冷たかったです。
夫に、
洞窟まで歩いたらビールかワイン飲んでいい?
などとランナーにあるまじき言葉(え、yamakoさん、健脚自慢でしょ!?と言われながら)を発しながら、洞窟まで歩いたものの、結局夏場ということでその辺りは水が枯れていた…というね。。。水量のピークは春と秋みたいです。
で、ご褒美のrosé♡
この水辺のテラスは凉しくて最高、roséも一杯300円みたいな値段のわりに美味でした。(歩いたからね)
さあ、いよいよ調子が出てきましたよ(笑)次の目的地は世界遺産のあそこです!
それでは。