sub4に挑む日々 in NY

30代のへなちょこランナーyamakoが、無謀にもsub4に挑戦する日々 in NY

実はヨガもやってます。いろいろと良いことがあります。

こんにちは。

今日は約1ヶ月ぶりにヨガルームに行ってきました。実は私、ランニングのほかにヨガもしているのです。というよりランニングのために通っているの方が正しいか。通っているのは家から徒歩3分位のローカルのヨガルームで、unlimitedのメンバーになり、定額でどのクラスも何度でも受けられるようにしています。

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※こちら。今日は氷柱ができていました。

NYCはヨガがかなり盛んで、スタジオも星の数ほどあるのではないでしょうか。私の通っているのはかなりローカル色の強いところで、はっきりいってカオスです。日本人向けの日本語で受けるクラスや一等地のおしゃれなスタジオで受けるクラスもありますが、1回30~45ドル程度するので、とてもじゃないけれど気軽に通えない。私の通うヨガルームは、老若男女、様々な人種が入り乱れて同じレッスンを受けるのでなかなか面白いのです。ちなみにそちらで出来た私のヨガ友はパキスタン人のおばさま、推定年齢65歳です。鏡に映る姿が本当に様々で、人種による骨格や筋肉のつき方の違いもはっきり分かりますし、自分の低身長に大きな頭というプロポーションの悪さに心底がっかりします(笑)ヨガですから当然軽装でするわけで、男性なんかは半裸の方もいます。ちょっとタトゥーが派手に入っていることも多く、はじめはびびってましたね、すぐに慣れちゃいましたが。とにかく自宅から近く、早朝7時前から夜半は9時過ぎまでいつでもクラスをやっているこのヨガルームを気に入っているのです。

こちらに通い始めたのは昨年の夏で、契機は以前から書いている怪我です。オ-バーワークによる右臀部の肉離れから梨状筋肉症候群という状態になり、右脚付け根辺りから太ももあたりまでの痛みに悩まされていました。坐骨神経痛と非常に良く似た症状です。

梨状筋症候群 - Wikipedia

この症状はストレッチで改善するといわれています。そして当然、ランはお休みする事になりましたし、怪我に泣いて「弱い筋肉をカバーするため体幹を鍛えなければ」と気がついてみたものの、なにぶん筋トレが嫌いな私、まずはヨガくらいで…と始めてみることにしたのです。

いろいろなクラスがありますが、主に私が受けているのがHot Yoga Flow。ホットを選択しているのはそのほうが汗をかいて痩せそうだから(笑)まあ、ヨガ自体の消費カロリーは低く(1時間ヨガで200、ホットヨガで300kcal位)、ダイエット効果はほとんどないのですが。そしてFlowのほうが音楽の流れに乗ってポーズをしていくので私にとって楽なのです。(正しいポーズで静止するのはマジでキツイ…)1ヶ月ぶりに受けた今日のクラスは大変ハードでした、と同時に久々にヨガをしたことでその良さを改めて実感しましたので、以下まとめてみました。

1.関節可動域が拡張

まずはこれ。日常生活で使用している人間のパーツなんて本当に一部。ヨガでポーズをとるたびに錆付いて硬くなった自分の体を認識します。「そうそう、体ってここまで動かせるものだったよね」とクラスのたび思います、が、硬い…ぴきぴきする。ただ硬いなりにも続けていればましにもなるもので、ランナーにとって重要な股関節や肩関節の柔軟アップが期待できます。私は股関節が硬く、ストライドが狭いのですが若干マシになってきたと思いますし、上半身も柔らかくなったことでうまく使えるようになった気が(笑)します。怪我以来、痛めた右側の足の可動域が明らかに狭くなっていましたが、そちらに関しても怪我が癒えるにつれ元に戻りました。

2.弱い筋肉を認識

①の関節可動域と同様、筋肉とくに弱い部分を認識します。インストラクターによってはかなりの筋トレ要素を入れてくるのですが、私は腹筋が弱くメニューの半分も出来ないことも。でも周りは皆出来ている、太りぎみのおじさまやおばさまですら出来ていることが出来ない…アジア人は筋肉量が絶対他人種に比べ劣っていると思った瞬間でした。(特に私ですが)これはいまだに改善したものではありませんが、ランニングにおいては「わたし、腹筋弱いんだろうな」と思いつつも、普通に暮らしていて、あまりに認識できていなかったため、強烈に自覚できたことは大きな一歩だったかも。「知ってたけど、やっぱりか」

3.自分の体型を自覚(主に脂肪w)

クラスは鏡張りの部屋で行われるため、嫌でも自分の全身が映し出されます。「太いな、太もも。まだまだ痩せるとこ、余裕であるわw」一応ランナーなので、ひざ下は程よい筋肉のついたなかなかのもの。しかしそれ以外は「何故速くならないのか」などと聞くことは到底許されない肉体が鏡に映しだされているのです。ええ、太っているからです。余計な脂肪がまだまだあるからです。そしてポーズを決めるたびに邪魔になる、腹、尻、二の腕、太もも等々の無駄な肉、脂肪。スタイルのいい異人種に囲まれながら、薄着でおのれの肉体と対峙する…もう罰ゲームのようですが、正しい自己認識のために大変に役立っています。

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※私なぞ、このブルのようなもの。周りのスーパープロポーション!がね。。。

やっぱり自覚系が多いですね。私は自己認識が甘い人間なので、自分の現状を正しく認識するためにヨガが一役買っているといえそうです。そのほかにも、約38度に暖められた部屋で行うため、持久力のアップにもつながるのだとか。

また日によりインストラクターが変わるので、飽きずに週3、4のペースで通っています。私は東京ディズニーランドでお姫様役をやっていたというかわい子ちゃん先生がお気に入りですが、彼女のクラスは実はあまり人気がなく、アマゾネスのように豊満な熟女のクラスが人気を集めいつも定員オーバーだとか。アメリカ人の好みがよく分かりません。今日はCaitlynという若いインストラクターの日で、豊満にはちきれそうなボディが大変にまぶしかったのでした。24歳ですって。

それでは。